監督: アンドリュー・ニコル
出演: ニコラス・ケイジ 、イーサン・ホーク、
ジャレッド・レトー、ブリジット・モイナハン
原題: LORD OF WAR
制作: 2005 アメリカ
評価:★★★☆☆
先日の3連休、普通なら1本ぐらい観るはずの映画を何も観ていないことに少しばかり罪悪感もあり(何でって…このブログを始めたからですけれど^^;)お買い物を速攻で終えてシネコンに行きました。確かここで「エンパイヤ・オブ・ザ・ウルフ」やってたはず…。ジャン・レノは観てるだけでとても嬉しくなる役者さんなのでね、ちょっと年の初めにエネルギー注入してもらいたいって気持だけです。ストーリーはきっと詰まらないんでしょう。だいたい、最近の彼は一つも良い作品がありませんから…。
あ…しかし…
終わってました…
なんだよぉ…やっぱり詰まらなかったのぉ?
そういうことで、急遽こっちに変更(汗)
武器商人の話でしょう、とそのくらいの知識で何の期待もせずに見た作品でしたが評価通り3つ★。私としては高得点の部類でしょうか^^;
面白いと言いたくはありません。そういう爽快な映画ではないから。だけどね、人に見せるべき作品としては作り込まれていてセンスも感じるものだったと評価します。
オープニングからアンチルールな問いかけで始まり、末端の弾丸工場で何も考えられずに作られた一つの弾丸が最後一人の青年のこめかみにめがけて命中するタイトルアップでした。視点はその弾丸です。地面に落としたトマトがつぶれるような音と鈍い赤色でタイトルは終わり。青年は兵士ではありません… もうここで私は強いメッセージを感じましたね。武器商人だけが悪い訳じゃありません。そういうことがいっぱい詰まった映画でした。
人を殺す道具を売りながらそれで人を殺すことにはいつまでたっても慣れない主人公をニコラス・ケイジがとてもよく演じていたと思います。彼じゃなければ流し観が出来なかったかも。ただね、何故この職業を?とモノローグで語られる部分はとてもこんなんじゃ納得できなかったなぁ…。そんな切っ掛けとこじつけはよく偉くなった人が後から見つけてくるような感じでかなりどうでも良いことのように思えてしまいます。だってね、結局は才覚でしかないからね。やろうと思って出来ることじゃないでしょう? 巨万の富を約束されてもあの紛争地帯でなまじの権力を持った狂った人たちの中に身を置くことが出来ますか? 私だったらお金を払ってでも拒否するもの^^;
さて、今更わたくしごときがここで世界情勢に物申すわけではありませんが、これをご覧になっかかたは「華氏911」もご覧になると更に◎かも知れません。あの映画で紛争を望むさまざまな人々をご覧になれるはずです。それも実名付きでね(笑)
しかし、ニコラスはなんだかスーツが似合いません^^; いや、スーツだけじゃないかも… そういえば「ナショナル・トレジャー」でもスパイ工作員のような衣装も全くダメでしたね^^;要に格好悪いんでしょうか?(笑)まあ、その田舎臭いところと普通っぽいところはホッと安心できるんですけれどね。こんなに貶しながら好きな役者さんだったりしますから。だけど、かなり昔の映画「月の輝く夜に」の頃から全く変わっていないような気がするなぁ… あ、髪の毛は植毛らしいですよ^^(笑)
弟役のジャレッド・レトーはアレキサンダーでも妖しい魅力を出してました。不健康そうでいいね^^ この人「17歳のカルテ」で ウィノナのボーイフレンド役やってたのねぇ…。あの頃よりずっとずっと妖しさが増強してます。ちょっとデップみたいな感じもありますかな。今回、主人公の兄と比較して落ちていくバランスをもの悲しく演じきっていて良かったと…。
イーサン・ホークは格好悪くなっちゃいましたねぇ…。って前から? インターポールなんてジャン・レノが演じたらもっと格好良くなるはず…。う~ん…ルパンを追っかける銭形警部のように滑稽に感じたかたも多かったんじゃないかと思うんですが…(私だけかな?)
★3つもあげながら、これに関しては早く忘れちゃいたいなと思ってたりもします。「7人のマッハ!!!!!!!」のごとくごろごろ死体の山でしたから。この映画の中での死は戦争ではありません。殺人だってことです。核で被害を受けた日本ではありますけれど、核の保有以前にまだまだ未解決のものがたくさん残っていますね。こうして語られる今も生産し続けられるあの1個の弾丸で一人の命が奪えてしまう。
はたして今日、何個の弾丸が生産されるのでしょうか?





>でんでんさま
…あのう私は人間は純朴なんですよ(笑)ただ、書き出していくとこうなってしますんですね。これは書き出して新たなる発見でしたので今、自分でも楽しんでいるところです。
男性はね、本能の中に「戦い」というものがインプットして生まれてくるのではないかと思ってます。「キングコング」しかり動物的なサガですよね。それを制御するのが知的生物だけの特権だとも思います。良い世の中を作っていってくださいませ(笑)
>あかん隊さま
ご丁寧にご挨拶ありがとうございます。
武器の輸出国(=生産国)のほとんどが国連の常任理事国ですよね。作らなければ売れない。核がなければ使わない。だからって平和とも限らない。こういうループがもうメビウス状態でどれが表で正しいのか解らなくなってきます。
だから最後は己自信の信念でしょうね^^;
「戦争反対!」です^^
»
こんばんは。TBありがとうございます。レス、遅くなってすみません。(仕事で、死にそうでした)>武器商人だけが悪い訳じゃありませんほんとにそういう映画だったと思います。けど、わかったところで、何もできない自分には、どうしたらいいのだ…。テンポがよくて、気に入りました。DVD買っちゃうかも。
»
どうもこんにちは。ボクも潜在的に『辛辣』かもしれません。ズバリ当たってます(苦笑)。戦争ってのは人間の持つジレンマの一つかもしれませんね。ボクも戦争は大嫌いです。ただ戦争が包含する様々な文化の何処かしらに興味があったりするわけです。例えば戦争映画。好戦的とまでいかなくとも、知らずにカッコよさに惹かれてしまったり。この作品の中での「ランボー」は明らかにそんなシンボルですよね。おもちゃとしての銃(エアガン)は好きだけど、戦争はしたくない...何かそんなジレンマがいつもボクの中で駆け巡ってます。「ホテル・ルワンダ」、ボクの友人も気になってて、近くで上映のチャンスがあれば観てみたいと思っていますよ(^^ゞ
»
でんでんさんのサイトの記事を拝見させていただいて辛辣同士お話が合うのじゃないかと^^;勝手に想像しておりました。コメントいただいて嬉しいです。
私、強度反戦主義者であります。
今回そのことを強く書かなかったのはこれは真実を織り交ぜながらも作られたストーリであったから。
近々「ホテ・ルワンダ」や「白バラ…」等の真実のドラマが来ますね。その時にまた少しずつではありますが、書いていこうと思ってます。今日は「古畑」TBさせていただきますね^^
»
こんにちは。トラックバックありがとうございます。>ご覧になっかかたは「華氏911」もご覧になると更に◎かも知れません。この作品を観ていてボクもそう思いました。ただあの作品には無いラストの押し付けがない分、問題を自分の中で考える事ができました(^^ゞ
»
デザイン弄るの大好きなんですよ^^最近こればっかりであまり記事を書かなくなってるんじゃないかと少し心配です…自分の事ながらね。
さて、まだまだ映画に関しては若輩です。データベースも貧弱でこれからたくさん詰めていきたいとダメです。先駆の八ちゃんさまのところにもよく伺っています^^こちらこそどうぞよろしくお願いいたしますね^^
»
トラバありがとうございます~。最初来たとき思ったのですが、ブログのヘッダーデザイン、かっこいい~~!センス感じます!。これからもよろしくお願いします!
»