久々に骨太の映画を観た思いでした。胸が苦しくなりましたけど・・・。色んな見方ができる映画です。Espionageモノのとしてもかなりのリアリティーを持ってますし、パレスチナ問題、ドイツがユダヤ人弾圧の引け目を今もキャリーしていること、米国の徹底した国益絶対主義、イスラエルの政治家の凄さと軍人の愚かさ、モサド勤務とは言え一介の護衛官が一級の暗殺者に進化して行く過程・・短期間とは言え警察機構に身を置いたことのある小生から見ても大変なリアリティーでした。或いは、若い人(ミュンヘンオリンピックでのテロ事件など全く知らないという人たち)が見ても、「ああ、こういうことなのか」と何故、エルサレムをめぐる流血が今も終息しないのか、実感を伴って理解できるかも知れません。しかし、小生には拭い切れない違和感は残ります。これは、価値観の問題でしょう。国は国民を幸せにする義務がある、と小生は思っています。しかし、映画の中の人々は、国には何も求めない。国は家であり、そこにいてくれさえすればそれでいい。家を居心地のいい場所にするのは、住む人の仕事。家に何かを求めるのはおかしい、こういう考え方ですね。確かに、国を家屋だと思えばその通りかも知れません。しかし、国民は多額の租税を支払っているわけで、国は国民に徴収した租税に見合った「サービス」を提供してくれないなら、俺は他の国へ行く・・・小生はこっちの考え方ですから、一生交わらない価値観ですね。





国家観の違いは文化とも深く関わってくるので、日本人が違和感を感じるのは仕方がないでしょうね。
ただ映画の中の暴力の連鎖と主人公の葛藤は普遍的なものだと思います。
あと間違えてTB二回送ってしまったようです。
申し訳ありませんが、一回分削除してください。
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こんにちは♪
>国は国民を幸せにする義務がある~
のくだり、とても興味深く読ませていただきました。
そういうふうに考えたことがなかったので、なるほどな~と思いました。
中東のことは本当に複雑でとても理解しきれませんが、なんでもいいから感じて考えいるきっかけを頂いたと思います。
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この作品はあまりにも内容が骨太すぎて、考え込んでしまい。結局まともな文章がかけませんでしたが、この主題をこの重さで描いてエンタメ作品に仕上げるのはさすがスピルバーグだと感心しました。1972年にはまだ影も形もなかった私ですが充分楽しめました。欲を言えばもう少し重めでもよかったかなぁと思いますが・・・。
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残念ながらまだこの作品は見ていません。が、観るつもりではおりますよ^^。
さて、国に対する気持の違いはちょっと拝見させていただきながら、この地に「イスラエル」という国を建国した時の状況と照らし合わせると、国民性の違いも加味しながら少しだけ解る気もするんですね。カインとアベルの時代からユダヤは彷徨える民であるわけで、そこにアメリカという第三者の仲介の元ムリムリに建国された国ですよね。聖地であるには違いないけど故郷という地であるとは限らないのかも知れません。もちろん想像でしかありませんが… ただ、鮭が生まれた川に戻るような感覚に育つまでには長い歴史からこの国はまだまだ時間が足らないのではないかと思います。
さてさて、「モサド」大好きな秘密工作機関名が上げられてます^^。今やKGBとKCIAが無くなった現状では、もうこの組織しかエスピオナージュを彩ってくれるところがございません^^
MI-6とCIAを相手にいつまでも狭間を上手く泳ぎ世の人々の平和のためにどっぷり不条理な工作をして欲しいと思ってます。あ…もちろん小説の中でですけどね(笑)
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