DVD Review

DVD:「12人の優しい日本人」

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監督: 中原俊
出演: 塩見三省、相島一之、上田耕一、二瓶鮫一、中村まり子、大河内浩、梶原善、山下容莉枝、村松克己、林美智子、豊川悦司、加藤善博
脚本: 三谷幸喜
制作: 1991 日本

評価: ★★★★☆

下の「B型の彼氏」の画像をTOPに掲げておきたくないので、あわててこれをアップしておきます(笑)
えっと、最近沢山映画やDVDを観ていたんですけれど、なんだか記事を書きたくない病でしたので溜めております。う~ん、記事に書くと自分の気持ちをある程度整理していかないといけなかったりするものですからね、放っておきたい気分のここ何日か、映画はあと2本記事に書いていないのがありますし、DVDもあと3本もあるのですぅ… いや、もう今後書くとはお約束できないものもありますが。はい。でもね、書くということはある意味発散することだとも「B型…」を書きながら感じましたので、また勝手に自己完結のレビューをさせていただきますね(笑)

さて、これ、先日WOWOWで生中継の舞台をやっておりましたね。ちょうどその日、私たち家族は余所のお宅で今更ながらの新年会。美味しいお料理に釣られお出かけでした。後から拝見すると三谷氏、生中継に大変拘っていらっしゃいましたので、そのへんは録画しちゃったこと申し訳なく思っている上に、どうしようかと考えながら先に映画版を見てしまおうと思っちゃったわけです。まあ、いつも原作を読んでから観るか観てから読むか悩むところではありますけれど、今、非常に使命感に燃え(大袈裟^^)映画レビューなるサイトを運営しておりますのでね、はい優等生的に映画優先で考えてみました(笑) この後、もちろんWOWOWでの舞台版のレビューもさせていただくつもりですが、これ比較して論じたら圧倒的にこの映画版のほうが面白い。ただ、映画とはそういうものだと言うこと、舞台はそういうものだと言うこと、この二つちゃんと分けて考えないとダメだとは解っているんです。ああ、漠然としてしまいました。うん、えっと、言っておきたいことはあの梅田劇場のその場で観ていたレビューはどうしても書けないって事だったんですね。舞台は汗が飛んでくるような位置で観ながら役者さんと空間を共有し、そしてその劇場自体のボルテージを観客も含めた全員で高めていくという感じがありますからね。終わった後に鳥肌が立つほどの感動が生まれることがあります。みんなの歓声を聞く役者さんの気持ちもなんとなく私にも伝わって何度か涙したこともありますから。はい、舞台を観るのは大好きだったこと思い出しました^^。

さて、この題名、皆様ご存じのように古い洋画「12人の怒れる男」のもじりです。これに似たタイトルの遊びを、「笑の大学」で堅物検閲官に劇作家の椿さんが一生懸命説明していらしたことを思い出しました。これだけで一笑いを狙ったというところでしょうか^^。それにしても古すぎてご存じない方も多かったのではないかと危惧も致しますがね^^。
この作品も「笑の大学」と同じような1シーンのぶっ通しストーリーです。もちろん映画ではカット割りでその他のシーンも挟まっては来ますが、その扱いもとてもセンスが良かったなぁと思うんですね。「笑い…」もそうです。この辺が映画人の技なのかと感服いたしました。ただ、これはもう三谷氏の脚本の勝利でしょう。はい、傑作だと思います^^。

全員「無罪」の挙手から話は転がって転がって最後の決着と向かっていきますが、これ、12人の人物を描きながらもミステリー的に解決していく面白さも沢山あるんですね。三谷氏曰く、「貴方が13番目の陪審員です」通り、はいはいと自分の意見を挙手して発言したくなるんです(笑) 本当にこういう演出は巧みでアッパレ。
大筋と関係ない所で語られる台詞に人物像の細かな設定が隠れていたり、最後の大詰めへの附箋もあるわけです。良いですよ^^

こういう舞台劇を映画にした場合、台詞で語らせるだけじゃないビジュアルで訴えるという事にかけてはこの中原監督はとても素晴らしかったなぁと思います。それは舞台と比較できたからなおさら強調されたのかも知れませんね。だけどね、第5号陪審員の映画版では中村まり子さん、舞台では石田ゆり子さんの小道具の手帳を単純に比較するだけでもセンスってものが伺えそうな気がしましたよ^^。

さてさて、細かな比較は次回舞台版でのレビューで致したいと思っております。
ここに記しました出演順は陪審員番号順に書きました。舞台もそういう順番で書きますのでそのへんの役者さんの比較だけでも楽しいかも知れません。
…ということで初の連続レビューと相成りまする。 つづく。


投稿者: Ceri 投稿日時: 月, 02/06/2006 - 17:39

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DVD:「ラヂオの時間」

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監督: 三谷幸喜
出演: 唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦、奥貫薫、戸田恵子
脚本: 三谷幸喜
制作: 1997 日本

評価: ★★★☆☆

残念、「みんなのいえ」より面白くない^^: まあ、それで★3つというのもちょっとアマアマな気もいたしますけど、まあ、基本は身近な「有頂天」とのコンペアですのでね、しょうがありません(笑)
しかし、観る順番を間違えちゃったかも。これを「みんなのいえ」より先に見ていれば「みんなのいえ」がなお面白かったのでしょうね。まあ、いいや、逆になった分こっちが面白かったので。と言うのもここに登場する人物があちらにも登場して来るとサービスが施されているからですが、ただ、唐沢君は同じ人物にはなりえない。どちらも主演ですからね。だったら両親の離婚で性が別々になった一卵性双生児と言うことに決着付けました。はい、もちろん映画を楽しむために勝手に考え足したいつものわが蛇足であります(笑)

やっぱり三谷さんってとても芸が細かいです。例えば布施明さん演じるプロデューサー。ビンゴで当たっちゃったキーボードなんかで遊ばせておきながらなんとなくその場を上手に泳ぎ切ることしか考えてなさそうな人に最後はちゃんと締めの言葉を言わせる。それを観て私なんぞは「ああ、やっぱり偉くなるだけの人物なんだなぁ」とちっちゃな感動が積み重なってくるわけです^^。うん、こういうの好き。そして、そのキーボードが「みんなのいえ」で… ああ、みなまで言うまい。これ、皆さんももうすぐフジTV系でご覧になれるはず。何度も言うように決してフジの回し者ではありませんけれど(笑)どうなっちゃうのか2夜続けて見届けてくださいませ^^

この映画で思ったことは西村雅彦さんて本当に二枚目なんだということです。立ってる姿も実ににキマってるのね。もちろん三谷さんはこの人を容赦なくボロボロに使い切ってはおりますけれど(笑)とにかく、自身の持ってる雰囲気など最高でした。それとわたくしのご贔屓、梶原善さん。いつもいつもその与えられた役を凄い存在感で演じきっております。はい、さして重要な役でもなくてもね。視線一つにものを言わす素晴らしい役者さんだと尊敬いたしておりますよ^^。
さぁて、そこで少しもの申したいヒロイン鈴木京香さんですが、このひと台詞のしゃべりが良くないね。綺麗だけど華がないという感じかなぁ。三谷ものではまたそういう実力がないところが強調されてしまってます。周りが強者揃いだからね。そうすると、松たか子ちゃんは有頂天でとてもいいヒロインだったのじゃないかと比較することで再認識いたしました(遅いよね…笑)

さて、ストーリー的なことは何も言いませんでしたけど、良いね、もうすぐTV放映されるので(笑) しかし、こういうドラマを書ける三谷氏が作った新作「有頂天…」はやっぱり大きな本質をすっぽり落としてきてしまったように感じます。「ラヂオ…」も同じ時間流れの1ストーリー。やっぱり一つを深~く掘り下げるのがお上手な方だとこれを観て感じるのは私だけではないと思うんですが… 
でも、なんで「ラジオ」じゃなく「ラヂオ」なの?


投稿者: Ceri 投稿日時: 火, 01/31/2006 - 09:34

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DVD:「みんなのいえ」

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監督: 三谷幸喜
出演: 唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹、八木亜希子
脚本: 三谷幸喜
制作: 2001 日本

評価: ★★★☆☆

えっと、三谷氏に「THE 有頂天ホテル」後、ご静養を勧めましたので(笑) その間ちょっと古いものを引っ張り出してきました。う~ん、これと「ラヂオの時間」が、映画では彼の監督作品と言うことになるのでしょうか?間違いありませんか?
さて、この二つなんとなく見たような気もするんだけどなんだか良く覚えてない。それはきっとケーブルTVあたりでこちらの準備の宜しくないときに勝手に流れたからだと思います。私、ダメなんですね。元はと言えばスーパーながら族であります故、何かをしながらTVなんて見れちゃう訳なんです。そう、最悪、新聞を読みながらとか小説を読みながらとか(笑) はい、もちろんそういうものは半分も頭に入ってません。そして記憶にない所などは勝手に想像してしまう妄想族でもあったりするのです。不味い不味い。

これを借りたのは、未だに続いているTSUTAYAループによるもの。本当はセロンの「ライフ・イズ・コメディー」を借りたかったんですが、これ地元のTSUTAYAには1本のみしかありません。で、なんだか返却されないみたいなんですよね…、いつも無いの。で、しょうがないからこれを借りてきました。もちろんついでに「ラヂオ…」も借りちゃいましたので精神的体調が良ければ近いうちにこちらも書くつもりです。なんだか「考察:三谷幸喜」の研究発表みたいで真面目っぽい私であります(しょうがなく借りてきた割にはね…笑)

実はわたくし一家も約5年ほど前かな、自宅を建築いたしました。いやぁ、この中の台詞にある「家を造ることは諦めの連続」という言葉にいた~く共感するんですね。ほんと、なんだか楽しいようなとても憂鬱な毎日だったのを覚えております。さて、私のことはさておいて^^
これ、とても面白いじゃん^^なんだかあまりよく解らずして三谷幸喜氏を語ってしまっていたのではないかとかなり反省いたしました。うん、このお父さんの気持ちも唐沢君の気持ちも分かっちゃうところありましたよ。それは人物の設定がとても良くできているからだと思います。だから、なかなか彼らに言わせる台詞も現実的な的を得てる感じなんです。また、ココリコのボケ田中が演じる脚本家の台詞として言わせているところはきっと三谷氏の心の言葉なんでしょう(…大袈裟、笑)。そうそう、芸術は言葉や説明で解釈するなかれ。できあがったもので勝負すれば宜しいのです。それは職人さんも同じだと言ってましたね。ほら、これ、「映画」っていう作品だって同じでしょう^^ もの作りとしての三谷氏の姿勢が見えてて、なんか良いではありませんか。

ストーリーはなんだか絞め殺したくなるような義兄とか捕まえて檻に入れておきたいような甥や姪たちなど三谷氏特有のいらない人たちを織り交ぜて面白可笑しく進んでいきます。好きだったところは、唐沢君と田中邦衛父さんが似たもの頑固者同士なんとなくシンパシーが通うようになって来たときに、ココリコ田中がヤキモチを妬くって所かな(笑) ここまでのココリコ田中が本当に丸く納めるために割いてきた苦労を思えば、ここは仲間はずれはちょっと可哀想。うん、混ぜてあげないとダメですよね。
そして起きる事件。それに3人で知恵を集めてする共同作業にはホントワクワクしてしましました。ここでそれぞれのプロの技を見せてもらいながら、我々視聴者もへえ~と学ぶことがほんと楽しかったんじゃないでしょうか。

さて、先述の「有頂天…」ですが、これ豪華キャストというふれこみですよね。でもね、私はこの映画のような使い方をして初めて豪華キャストといえるような気がしましたね。さんチャン(サンマちゃん)なんか数秒ですよ(笑) 真田氏なんて同じフレーズだけ繰り返し。貴一さんだって最後のロールアップには他の役者さんは名前で書いてもらってる中、「彼自身」なんて書かれちゃってるわけで、本当に消費のキャストとでも言いましょうか、豪華豪華でありました^^
それから、主要配役の方々は持ち味出して嬉しかったです。ココリコのボケ田中君、良いよね^^ それから唐沢さんもこれをやってきっと白い巨塔の「財前」を射止めたんじゃないかしら。不思議になんだかただの「いい人」はこの唐沢君には似合いません(笑) そして、アナウンサー出身の八木さんも不機嫌そうでとても◎^^ これが若手代議士夫人となったお嫁さんにしたいとか何とかの女優さんあたりだったら本当に作り笑顔が鼻についてダメだったろうなぁと^^はい、配役ディレクターの妙技に拍手いたしますわ。

さて、余談ですが東大寺の南大門の「置き忘れの墨壷」の話。これ、皆さんご存じだったでしょうか? 私は当時の職工がその南大門を最後の仕事としてこれを置いて来たんだろうという話を若い頃に聞いて知っておりました。はい、とても好きな話です。当時南大門ほどの工事を託される職工さんは当代きっての名工さんであったでしょうね。その彼がこれを最後にしたいと思うほどの仕上がりをきっとこの南大門はしたんです。だから、誇りに置いて帰った。私はそう思いました。残念ながらこの話、私の家を建てた棟梁はご存じなかった訳ですが、田中邦衛棟梁から聞けてたいへん嬉しかったですね。この墨壷、現在は東京芸術大学と言うところの所蔵となっております^^。機会があったらいつかご覧になれる日もあるかも知れませんね^^

追記:
あのう…わたくし大失敗…。これ2月上旬にフジTV系で「ラヂオ…」と2夜連続の放映だそうです…ああ、そう聞くとたいした金額ではないですがレンタルしたのをもったいなく感じる1主婦であります(笑)
しかし、とても楽しい作品ですから是非もう見た方もまだ見ていない方もご覧になってくださいね。はい、わたくしべつにフジの回し者ではございません(笑)墨壷話をご一緒にチェックなさってみるのも一興かと^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 月, 01/30/2006 - 18:43



DVD:「四日間の奇跡」

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監督: 佐々部清
出演: 吉岡秀隆、石田ゆり子、尾高杏奈、西田敏行、松坂慶子
原作: 浅倉卓弥
脚本: 佐々部清
制作: 2005 日本

評価: ★★★★☆

さて^^; はい。実は…こういうのが好きだったりします(汗) クサイです(笑)。たぶん皆さんは酷評でしょうね。うんそれも解るんですけどね。だって私も最初はどうしようかと思っちゃったくらい導入部分なんか親切の押し売り的でちょっとなぁ…と退いていましたから。いやぁ、だけどこういう結末本当に望んでたとおりで嬉しくなりましたね。それにね、これに大きな感動している自分もなんだか好きだったり(笑)

えっと、褒める前に一言(偉そうですが…笑)
脚本は監督さんによるものですね。う~ん、これ、もっと一流さん頼んでください^^; ちょっと二言も三言も多いです。特に石田ゆり子さんの台詞。まあ、この世を辞する未練の言葉数と思えば良いのかも知れませんが、それこそ言葉を大事にしたいからもっと減らしたい。そう、「みなまで言うな」です^^ しかし、この作品「ミステリー大賞」受賞作ですよね。内容を知らない頃に本屋さんで平積みされてるときに見かけましたが、まさかファンタジーだったとは思いませんでした。こういうのもミステリーって言うの? 私はそのへんなんだかもう解りません…。 まあ、そんなのはさておいてですけど^^; 

さて、じゅんは相変わらずじゅんでした(笑) えっと…横道ですが、このサイト以後は吉岡秀隆さんはずっとじゅんで通しますのでよろしくお願いします^^ はい平仮名でで「じゅん」です。初めて来た方には解り辛いかも知れませんね。そういった苦情がでたら*印のキャプション付きにしましょうね。それほどこの人「じゅん」意外にはなり得ないんです、私の中では。 しかし、「三丁目の夕日」でもじゅんのままなのに結構泣かせるの上手でした。う~ん、どの役をやっても同じというと佐藤浩市氏を思い出しますが、あの年になるくらいまでちょっとこのままでは需要が無くなりそうで…怖い。人ごとながら心配であります。まあ、大きなお世話ですが(笑)
この映画、やっぱり西田さんがホントお上手。最後の泣き顔も鑑賞したいいい男というわけじゃないのに一緒につられます。はい泣けました。ついでに評価するなら平田満さんは大根(あ…評価じゃなかった^^;) それから女優さん達がとても綺麗でしたね。石田ゆり子さんてこんなに綺麗だったかなぁってつくづく見てしまいましたもの。松坂ママも綺麗だったなぁ。なんだか撮影カメラの愛情が感じられて◎でした。まあ、演技はみなさんちょっとクサイですけど…まあ、いいでしょう、許せる範囲です^^(偉そう?笑)

これ、最後にお別れする時に大好きな人と一緒に居れて幸せだったねって本当に思ちゃいました。そして、自分だったらどういうお別れをするんだろうってやっぱり思わずにはいられなかった。ちゃんとありがとうを言えるだけの時間があるだろうか、ちゃんと好きですって言える時間があるだろうかって胸が締め付けられるように考えましたよ。さよならって誰でも辛いですもの。これで終わりってどういう事なんだろうって本当に怖い。だけどその中で安らぎを得る答えがこの映画の中にありました。いや…私がそう思いたかったのかも知れません…。
それはね、ずっと好きでいることです。主人公のマリコさんは人生で関わった人を嫌いになったことなんて無いでしょう? 別れた旦那さんのことも、そして初恋の人も、好きになった責任を果たすように彼女は嫌いになることをしないんですねぇ。何人いてもいいじゃ無いですか?多情っていうのとは違う、その数って宝物なんだって思います。そういう宝物が多いぶんお別れしても思い出は綺麗です。たくさん思い出したいでしょうね。それが淋しいお別れにならない方法なんだってそう思うんですよ。だから…うん、すごくいいわぁ、そういうの^^(かなり勝手な解釈ですか?…笑)
「未練はたくさんあるわ」と言いながらそれでも笑って逝ける。もちろんメルヘンではありますが、彼女が笑ってくれたお陰で残されたもの達は彼女の最期をただ泣き悲しまないで見送れるわけです。ああ、いいえ、もちろん悲しいですけどね、無念でしょうとは彼女の亡骸に声をかけることはありません。ほら、どなたもこうなりたいなって思ってきませんか^^? 私はそうなりたい。 優しさって悲しさより大きく心に残るんですもの。あ~あ、いいなぁv 本当に良いわ^^
相手に何かして欲しくて好きになったわけではありません。シンプルに人を好きになることをマリコさんはやってきたんだねって、はい、温かい気持で最期彼女とお別れできましたね。たくさん泣かせてもらいましたけど^^; 

いや、まだまだ言いたいことたくさんありますが^^ 「みなまで言うな」ということです。言葉に語れば感動も違う印象になる場合もありますから、この辺であとはベッドに入って一人で噛みしめますわ^^
さてバレンタインも近いです^^ みなさんも見返りなんか期待なさらないでシンプルに好きな人に思いを告げましょう^^ 責任持ったLOVEです。今年は義理チョコ撲滅ですよ^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 水, 01/25/2006 - 01:38

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DVD:「亡国のイージス」

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監督: 阪本順治
出演: 真田広之、寺尾聰、中井貴一、佐藤浩市、勝地涼
原作: 福井晴敏
制作: 2005 日本

評価: ★★☆☆☆

全てに見えない1線が引かれていました。作品としてはこんな評価しかできません。しかし、私には問いかけられた物がたくさんありましたよ。
原作の「亡国のイージス」は汗顔でありますが上巻1/4で放ってあります^^;言い訳させていただけばこの本、難解というのではなく難読だったことによるもの。しかし、読みますよ。これ。そういう読んでない人の導入にと作ったわけではないのでしょうがやはり描ききれる話じゃなかったですね。完結できない映画でした。

見えない一線とは…非常にセンシティブな問題である自国防衛論を明確なメッセージに表せなかったという点でしょうか。それは福井氏の原作中(1/4だけしか読んでないけど推測出来る範囲で^^;)で首尾一貫語られてきた「専守防衛」という不条理を描くことはともすると極右に映るからなのか? いえいえ、私はこれでそういうイメージを受けませんでしたけどね、でも15人のテロリスト彼らの思いが何に起因するものなのか、ただの宮津副長への同情だけじゃ無いはずってところはちゃんと描いて欲しかったわけです。しかし、お隣韓国ではこの作品に出演したチェ・ミンソちゃんが自国のイベントを降板させられたという悲しい話も聞きました。うん。こんな中途半端にしか語るつもりが無くてもこの辺の配慮はしてあげれば良かったねと思います。さして重要な役柄には映画では設定されてなかったし日本人の役者さんで良かったんじゃないかなと。 あ…横道にそれましたが。
作中、霞ヶ関の一室で「平和って隙間にしか存在しないもの」というような台詞がありました。事なかれ主義の役所に持ってこられたような岸辺一徳さんの口によるフレーズでしたけど、これ、いかに防衛しようとも大きな流れには逆らえないのよといういかにも平和呆けの象徴みたいで大変怖い。一人一人が武器を手に用意をしようなんては思いませんが、根本的に平和は与えられるものだけにはしたくないねと思います。これはどんな時もちゃんと求めて自らの手でも掴めるところにあって欲しいと強く願うのであります。ああ…映画ブログで熱く語る変なヤツですね、私(笑)

さてさて、若き革命家達の情熱はへなちょこですが大事なものを持ってる父は強かったです^^ 「どんなに格好悪くても生きろ!」「考える前に考えるんだ」こういうことをあの状況で言えるだけのでっかさがあって本当に先任伍長の仙石っていいキャラクターに仕上がっています。うん、それを演じ切れたこの真田広之って素晴らしい役者さんだと思いました。そこで、いつもつい引き合いに出しちゃう佐藤浩市氏ですが、今回も憂鬱な役です(笑) いえ、けして嫌いなわけではなくなんだか目に付いちゃうんですね。いつも同じっぽいから。ただ、今回、亡くなった宮津防衛大学生のコラムを朗読するあたりはこの憂鬱さがなかなか良い味になってることをちゃんと評価しておきましょう。(相変わらず偉そう…笑) しかし、福井さんの作文だから当然といえば当然なのですけれどこの問題提示のコラムがまた良くできていたなぁと、はい感服いたしました^^

あ…ひとつ疑問。原作ではDAIS工作員の如月と宮津副艦長ってどういう関係になってます? 1/4でも如月の生いたちに宮津さん出てきていなかったような…。もし、これ、映画だけの設定だったとしたらはっきり言って失敗。嫌です。宮津さん亡き息子の復讐の気持も手伝い起こした革命でしょう?一方、如月が立て籠もったときにこっちの息子は売っちゃったわけですか? そして道連れにしたわけですか?それってとても悲しい。う~ん、ま、読んでみれば解ることですが、あの不可解な絵が送られてきた辻褄も合って欲しいと思っているんですけどね… こういう収まりってほんとうに気持ち悪いのね…
しかし、役者陣は角川と違って本当に松竹は豪華でしたね^^

追記:
TB先の記事を読ませていただきながらこの最後の疑問部分の一応の納得を見つけてみました。いや、まだまだ間違ってるかも知れません。どこにもこの真意は見つけられなかったので^^;まあ、原作通りに決着付けなくても良いわけなのでね。映画だから。そもそもレビューを書くにあたりあまり皆さんの意見に左右されないようにとほとんど先に読むことはないので^^;自己完結させるには少々時間がかかりましたね(笑)
さて、「父さんがいけないんだ」発言は如月の最後、宮津副官に自分の贖罪として懺悔した告白だったと取って良いのでしょうか? いや、あの場合はただの言い訳のようにも聞こえました。ただね…あの時宮津さん「そうだね父さんがみんな悪かったね」みたいな風に言った。これ、如月の話を受けて彼が安らいで死出の旅路にでれるように如月の父の代わりとなって罪を許したということで宜しいかしらね^^? まあ、観ている側にとっては「父さん」といわないで「オヤジさん」くらいにしてたら私のような短慮な考えを持つ人も少なかったかも知れませんが…うん、ここ「父さん」にしてくれてなんだか今からじんわりして来た感じです。いいじゃんv^^(以上、自己完結)
まあ、でも原作の決着もみようと思ってますけどね。


投稿者: Ceri 投稿日時: 日, 01/22/2006 - 16:13

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DVD:「スウィングガールズ」

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監督: 矢口史靖
出演: 上野樹里、平岡祐太、竹中直人、
本仮屋ユイカ
脚本: 矢口史靖
制作: 2004 日本

評価: ★☆☆☆☆

えっと…「レオン」の次がこれですか?って感じの作品ですが、息子と観ちゃったので今週末のコンテンツも希薄そうな予感がするために書いちゃいました。評価…異論のある方も多いとは思いますが、はい、★1つです。

実は私、これをもう一昨年になりますね公開時にシアターで観ています。が、息子を連れて行かずいつものように空いた時間に独りで観ちゃったもので、先日TSUTAYAで借りた「パイレーツ・オブ・カリビアン」の返却時にこれを見たいって探して来ちゃった訳なんですよ。ああ…TSUTAYAループですぅ…恐ろしい(笑)
「そんなの(…すみません^^;)TVで放送するときにでも観ればいいジャン?」
などと言ってはみたんですが、いつも自分だけさっさと観たいものを借りてくるのを知ってる息子には通用しません^^; もちろん他のものに水を向けてみました。例えば「亡国のイージス」とか。
「じゃあ、2本借りよう」
「………そう…だね…」
はい…イージスも借りて来ちゃいました。そういうことで、しょうがないからそれも近々書くんでしょう^^; あ~あジャン・レノ・ループにしたかったんだけどなぁ(笑)

さて、相変わらず前置きが長いです^^; 
これ、評価の低い理由ははっきり言ってこの主人公が魅力無いからであります。それにつきますね。矢口さんのもう一本のほう「ウォーターボーイズ」のほうがずっと良いですよ。
まあ、何にも情熱を持てなかった少女が初めて真剣になるって話だったんでしょうけど、だけどもう少し何とかなるキャラを設定しましょうよ。何でも面倒くさそうな顔してる主人公じゃ観てる方も頑張れって応援したくならないんですもの。それにね、結局大事な応募ビデオを出し忘れてもみんなに一言も「ごめんなさい」を言わないでしょう? そういうのダメダメダメ! 矢口さん、今風の少女像を描いたつもりなのかも知れませんが観察が甘いですわ。彼女達だってちゃんと根本となるルールもあるでしょうし原動力となるパワーもこんな薄っぺらじゃないはず。 ああ、だったらもう、いっそのこと関口役の本仮屋ユイカちゃんを主役に持ってきましょうよ^^まあ、それもかなりありがちな設定ではありますけれどね、それでもこの上野樹里扮する鈴木友子が主人公より良くないですか?
まあ、ここまではご批判覚悟で言ってます^^;

さて、このことさえ言ってしまえば後は少し面白かったところなど、少々(笑)
竹中さん、これでも頑張ってくれてます^^ もう絶対この手のストーリーに欠かせなくなっていますが、でもそれって矢口氏ちょっと人の手法を安易に借りてきた感もありますからね、この作品で評価するのもなんだと思うんですけど。 元はといえば周防さんの手法じゃないでしょうか^^?「シコふんじゃった」と「シャル・ウィ・ダンス?」にも濃く登場してます。まるであのときの相撲部の先輩が山形の学校に赴任して来てるみたいでしたね^^
あ…肝心のスウィングのこと何も触れてませんでしたね(笑) これやっぱり一番良いなと思うところは役者さんが本当に演奏をしてるって事でしょうね。舞台裏ではブランド女子高校生達もクラブ活動よろしく頑張ったんでしょう^^ 安易に音をかぶせるだけじゃなくってそこを拘ったためにリアリティーがあるんですよね、この部分。しかし…最後のホールでの演奏はちょっとフェイクだよね? だってスペシャルで観た彼女たちの本物コンサートはもっともっと下手だったよぉ? う~ん…まあ映画だしストーリーに沿った演出の部分だと思うんだけど、そういう拘りってどこで切り捨てちゃうか難しいです。だったらね、そのことを宣伝に使うのはフェアじゃないと私は思うんですが… いかが?
さてさて、これについてはもうこの辺でご勘弁。

最近日本映画も素晴らしい作品が多くなってきてると一応の評価もしていますが、矢口氏やっぱりTVレベルでしょうか。 私個人としてはここに一線引かせてもらいたいわけです。お気楽に笑えるだけならTVでよろしい。作り手側もちゃんと一線引いたものを用意して勝負して欲しい。DVDを借りるのももったいないと思ってしまう作品なら黙ってTVドラマのほうを観ていますわ^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 金, 01/20/2006 - 21:54

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DVD:「レオン・完全版」

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監督: リュック・ベッソン
出演: ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン、ダニー・アイエロ
原題: LEON
制作: 1994 フランス/アメリカ

評価:★★★★★

これの封切りから10年以上たってるんですね。私がこの映画に出会ってからはまだ日が浅いので全く古くささはないですけどね。
ああ…ジャンは好みです^^ あ…「ホテル・ルワンダ」の時に報告済みですね。えっと、「Dear フランキー」の時にはバトラーと騒いでたではないか?とか突っ込まないように(笑)はい。おわかりかと思いますがわたくし、渋好みを自称しております^^。渋好みとはなんぞや?…う~ん要するに大人の男性が好きだって事です^^ええ。まあ、好みの問題ですので放って置いてくださいませ^^
これ、最初はTSUTAYAでレンタルして返却する前にアマゾンで購入しちゃったというほどこのジャン・レノとお別れする事が出来なかった作品。もう皆さんにも今更な作品でしょう。★はね今日観て5つに格上げしました(相変わらず偉そうです…笑) 
何度観たでしょうか。会いたくなると観ます。ほんのちょっとで良いの。だからスポット的に観ることもあるんです。まあ、この「LEON」だけとは限りませんけどね、「WASABI」という作品としてはいまいちどうよのものでもスーツ姿のジャンに会いたいから観る訳です。が、作品としてはもうこれが最高でしょう^^
この「完全版」ですが封切りのオリジナルより22分程度未収録を加えたものらしいですね。原題でもこっちの「LEON」に対し「LEON THE PROFESSIONAL」と(上記の画像はこっちですね…^^;)もっとタイトな作品を想像させるものです。残念ながらオリジナルは知りません。でも、良いのv このレオンで私には完璧です。

これはもう、メルヘンだね。過度な暴力シーンと騒ぐ事なかれ^^不謹慎なロリータと騒ぐ事なかれ^^ 背景がいかに残虐で悲しいものがあろうとも、大事なものが見つかって「ジャンあなたの生涯って幸せだったね」って、スタンディング・オベーションで喝采してあげたい気持になります。殺し屋には明日はないの鉄則通り最後は悲しい結末が待っていますが、私が天使だったら最後に登場して貴方を天国に連れて行いってあげる^^

さてさて、ここまでは濃く自分の偏見で書いてきましたけど、どうでしょう…ちゃんと冷静な目で見てもこの作品は最高級に面白いと言っていいんじゃないでしょうか。監督、脚本と丸々ベッソン風味ということになる作品です。彼をあまり知らない頃は暴力ものとスピードものというイメージがあったんですが、いやいや、そんな小さな括りに入れちゃダメな人だったわけです^^ まあ特筆してるのは何に付けてもこの人は技が細かいということかな。どこをとっても金太郎飴のように全部ベッソン印とでも申しましょか…細部にわたり彼特有のセンスが感じられるんですね。脚本に至ってはサービスとして笑わせてくれることまでちゃんと考えてあって文句なしv。もともと状況説明等は直接的な言葉では絶対言わせなからね。例えば時間経過にしても単純に時計を見せたりしないわけ、待たせているタクシーに「役所の前に10分も停まらせてやがって…」と文句言わせたりそういうことでサラッと説明してくれる。またこのたった10分間にいかにレオンが難しいことをしてきたかがこの運転手の職業的な文句と比較になってクスクスと笑えるわけです^^ そういうふうにユーモアを交えながら「復讐劇」という非常にスリリングなストーリーを軽妙に仕立てていきます。あ、ちょっとこの評価はつい先日まで褒め称えていた三谷幸喜氏を幾ばくか彷彿させますが…残念ななら今回の古畑、有頂天との評判では三谷氏オールマイティーにはいかなかったようで…(伝聞ですが…)

台詞にもありますが大人だけどこれから年を取るマチルダと、年を取ってるだけでこれから大人になろうと目覚めたレオンとの物語です。しかし、取りざたされてるようにこの二人の関係を「恋」というものに仕立て上げなくてもかまわないでしょう^^ 人間の関係って難しい。相手にとって恋人だろうとただの知人だろうと大事にされるかされないかは関係ないからね。そう、手に入れた大事なものを大事にしない人だって多いと思うから…この二人の関係はこの二人だけのものだと思うわけです。ただ、突然湧いて出たように大事なものを見つけてしまったレオンの戸惑いの中でこの関係が復讐劇を彩っていくんですね。ああ…本当に素敵なんですv
しかし、ナタリー・ポートマンは上手ねぇ…当時実齢13歳ですよね。一生懸命の背伸びする姿が全く演技してる感じがしないです。アミダラなんてキャラだけでどんな大根がやってもそんなに変わらないような役にはもったいないわ。
「クローサー」も酷い台本だったしなかなか良い役に恵まれませんけど、それでも存在感はピカイチでした。う~ん…しかし…残念ながらボディーがないのよぉ…。これがアンジーやセロンくらいあったならどうだっただろうと演出家になったつもりで考えてしましまいますわ。セロンファンには大変申し訳ないけど私は彼女が評価されてるほどの演技派だって思えないんですよね。「モンスター」なんて難しい役をやった役者根性は認めますけどね今回の「スタンドアップ」にしたって彼女自身から伝わったものは本当に少ない。これがもしアンジーボディーのポートマンだったらと…このマチルダだったらどう演じてくれたんだろうと思わず期待しちゃうような天才だと思ってます。
それからゲイリー・オールドマンにしてもダニー・アイエロにしても非常に美味しいです。もう最初5分で死んじゃう悪者まで全部全部美味しい(笑)

蛇足ですが…レオンを失って話すアイロエがとても悲しいんですね。でも、作中では狡賢そうにレオンの預けてるお金もネコババしちゃうんじゃないかなって不安も見せてるわけでね、それなのに今後きっとマチルダを育ててくれるんじゃないかなって物語が終わった後もお節介にもお話を想像じている訳ですよ^^。そうだよね?だってさぁ、お金のことマチルダに言ったもんね。騙すなら最初っから言わないでしょう?……ああ、こんなことまで関係ないですか^^;? レオン亡き後彼のために心残りを守ってあげたい気分なんです^^

さてさて、このベッソン氏は最近は脚本や制作にはお名前を聞きますが「ジャンヌダルク」以降監督をしていないようですね。できれば現場復帰して欲しいです。去年の「ダニー・ザ・ドック」にしてもなんとなくベッソン風ってだけでイマイチ詰めが甘くなかったですか?ご本人もあれで満足なはずはないと…。
はい^^心よりお待ち申し上げておりますよ^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 金, 01/20/2006 - 09:58

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DVD:「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」

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監督: ゴア・ヴァービンスキー
出演: ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジョナサン・プライス、ジェフリー・ラッシュ
原題: PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL
制作: 2003 アメリカ

評価:★★☆☆☆

昨晩、「THE 有頂天ホテル」をいつも行くシネコンに観に行ったところなんと希望の上映回はもう売り切れとのこと…。
15歳以下の息子を連れていたためにその後の最終回は条例によって11時を過ぎちゃうので観ることも出来ないし、そもそもその次まで時間潰すのもねぇ…気分的に「古畑」で盛り下がってるところなのですんなり帰宅することに…帰り道近くのTSUTAYAで息子に選ばせた1本がこれでした。
今年「パイレーツ…2」も来ることだし良いじゃないですか^^? それに「プライドと偏見」のキーラ・ナイトレイも出てるし、いつもの予備知識の自習としてもなかなかの1本であります。

この映画、年末のクリスマスに子供がサンタにリクエストしてまんまとせしめたプレゼント、プレステ2のソフト「キングダム・ハーツ2」にたくさんキャラクターとして登場してくるそうで(ファイナルファンタジーのスクエアとディズニーが提携して出したソフトみたいです)、現れるたびに息子の要らない解説が入りまくりでちょっと集中できない難点付きでした(笑) …まあ、余談ですがちなみに息子は父から、母から、祖父母達からとそれぞれからもプレゼントをせしめているわけで。そこにサンタからもってどうよって感じなんですが…まだまだ信じてる(ふり)してるうちは夢を打ち崩すのもなんだかなので… はい、甘い親でありますね^^;
可笑しいのは今年も「ポーラ・エクスプレス」のDVDを観て「やっぱり本当はいるのかも…」って気持になるってところです。あれ、キャラクターの表情とかちょっといただけませんが、子供に夢を与えるとても良い作品ではあります。来年のクリスマス前には隠しておかなくちゃとか思ったりもしましたが、でも、はたして何歳の時に気がつくのかじっくり観察するのも面白いかなとも思ったりするんですね^^

いつものように前置きばかり長いですね。はい。
ディズニーの実写映画はなんだか今ひとつ突っ込みが大人レベルまで達していないと申しましょうか、相変わらずそこそこの出来でしかありません。そこのところは「キャプテン・ウルフ」と同様です。しかし、デーゼルと比べればデップは技が細かいし人を魅せますよね。相変わらず1本ごとに役になりきり恐ろしいくらいの存在感はこの人特有でしょう。デップじゃなければもっと詰まらなかっただろうなぁ。それに比べてオーリーは相変わらずいつもの頼りないヒーローですね(笑)好みじゃないのでどうでも良いです。エリザベス役のキーラも凄いオテンバさんを地のように演じていますが、少し強引ね。女性から見てヒーローに愛されるヒロインにはちょっと物足りない。なんとなくお馬鹿に見えちゃうのは父親役がジョナサン・プライスだからよけいかも知れませんね^^。しかしこの人は今回も相変わらず憎みきれないお惚けが何とも言えませんでした。良いねぇ。う~ん日本映画では竹中直人みたいな感じかなぁ? う~ん柄本 明かなぁ?(全然違うよって声も聞こえて来るようですが^^;)

しかし…ストーリーは取り立てて目新しい展開はありません。冒険もワクワクしない。ロールプレイングゲームとしての脚本でもかなり3流っぽいということで内容については何もコメントありません、残念ですが。こんなですとホントに続編2を作るのかと私のマネーでもないのに無駄遣いが気になってしましいますわ。まあ、またプレステ2との提携がらみもあるのかも知れませんけど、ディズニーさんもそろそろキャラクターの切り売りで儲けることは控えて本腰で映画制作やってみませんか?こんな事してるとディズニーと聞くだけで観るのを止めてしまうようになるかも知れませんよ^^; 子供は減るけど爺婆は増えていくんですから市場をよく見て頑張って欲しいところです(偉そうですが…笑)

まあ、争いものや実話とか幾分重たいものが続いた中でファンタジーはホッとするところもありますね。だから★もサービスで2つね。
もうすぐ「ナルニア国」も来るし「ハリポタ」や「ブラザーズ・グリム」等ファンタジーに飽きたという声も聞こえてきますが、そういう中で真っ先にこれの続編が切り捨てられないことをお祈りしています…。しかしどうなっても全然関係ないどね(笑)


投稿者: Ceri 投稿日時: 月, 01/16/2006 - 19:44

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DVD:「ミニミニ大作戦」

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監督: F・ゲイリー・グレイ
出演: マーク・ウォールバーグ 、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、ジェイソン・ステイサム
原題: THE ITALIAN JOB
制作: 2003 アメリカ

評価:★★★☆☆

「ミニミニ大作戦」という邦題ですが…酷いです。この作品が公開されたという記憶にもないって事はこの題名だから我がデータベースは記憶を拒否したのではないでしょうか…。そもそもこれ、1969年にオリジナル脚本で作られた映画のリメイクなんですね。原題はどちらも「THE ITALIAN JOB」 だから安易に1969年と同じに付けちゃったんでしょう。そもそもこの1960年代なんて歌謡曲でも信じられないような恥ずかしい題名もある頃。その時代ならともかくねぇ…現代でこのタイトルの所為で観客動員30%は減っちゃったでしょうね。配給会社もケチしないでいいコピー(ライター)さん雇って欲しいですわ。
邦題の話をする時にいつも思い出すのは「白いカラス」という作品。これ原題は「THE HUMAN STAIN 」(邦訳原作本も同名…読んだけど訳者の改行センスが悪くて途中すっ飛ばしちゃいましたが…汗)というものですが、なんとセンスのある邦題になっていることか。もちろんこの「白いカラス」が作中では意味を持っているんですけれどね、それは観ないと解らないわけ。コピーさんの勉強の跡もうかがえてもうアッパレと言うしか有りません。

ま、それはさておいて(関係ないことでひっぱちゃいましたね…笑)面白かったです。ご想像通りに本日から公開される「スタンドアップ」の自習時間 でした。前回「モンスター」のあと「トリコロール…」なんて言っていましたけど、いつものマスターからこちらのほうが面白いよってリコメンド頂いたので素直に変更です^^。まあ、「スタンドアップ」今日は観ないですけど。今日は「THE 有頂天ホテル」ですから^^

シャーリーズ・セロンはこういう役のほうがホッとしますねぇ。綺麗だから綺麗にしてて欲しいというか…世の中の「綺麗な人」の何十倍もいる「そう綺麗じゃない人」の出来る役までしないでよろしい(笑)
ミニミニというからセロンのミニスカートのお色気サービス映画だと思っていたらなんと「ミニBMW」でした。で、複数使うからミニ×2ってこと? う~ん、再度言いますが零セン!しかし、台詞はユーモアも含んでいるしキャラクター設定もとても綿密にされていて面白かったですね。似てるタイプの「オーシャンズ12」よりよっぽど面白いかも。まあ、個人的にもC.Z.ジョーンズやJ.ロバーツよりセロンのほうが欲張りそうに見えないところも◎だったのじゃないかと思いますが(笑)
裏切った敵役のノートンが、やっぱりTOPには立てない中途半端な悪者をなかなか好演?しています。気持ち悪いくらいです。ああいう人絶対に嫌だって思うくらい(笑) 主人公の策士チャーリーにはどうしたってかなわないけれど彼には奪った財力があるわけ。まあ、彼のバカさを言い表すエピソードもユーモアがあるんですけどね。ここで言うの面倒なので割愛しますが… 彼は邸宅の最高のセキュリティーシステムと最新式の金庫で守ってます。ああ…どうやって攻略するのか楽しみぃ、と思ってるとあれれ?敢えなく計画変更になったりかなりなガッカリも有りました。でも最大の見せ場であるミニで地下鉄構内を暴走するシーンはそうですね、ちょっと食い足りないですけれどまあほどほどには興奮できたんじゃないでしょうか。ただ一番はね、ここもね、地下鉄の運転士のパニックの表情とか列車の乗客の老夫婦とかのカット割りがとてもセンスが良くてね冷たい無機質なものじゃないから、そういうちょっとしたイメージの割り込みがこの奴らの本当はとても悪い犯罪を軽妙なものにさせていくんですね。そういうのは好みですv
しかし、計画通りに屋敷内のミニ爆走を観たかった方も多いはず…あれは肩すかしだったなぁ…
それから蛇足かも知れませんが、もう一つ個人的に気に入った点を一つ。この映画で扱っている「金」のインゴットですがちゃんと重そうに扱ってます^^ いつも思うんだけど金の比重ってそのへんの金属とは比べものにならないくらい重たいはずなのになんだか軽々運んでますよね^^; それにちゃんと純金の色してたね^^ ま、取るに足らないことなれどこういう配慮が隅々まで効いてるって事を言いたかったわけです。

実は…我が家にもあるミニですが…
「あんなこと出来るの?」
と案の定息子が聞くんですけどね… 
「ううん、きっと全然出来ないと思うよぉ」
「…やっぱりね…」
そうそう^^きっと私のバイクのほうがパワーも上なんじゃないか決して口には出しませんでしたが思っておりましたので(笑) 最近は私のバイクのほうが偉そうな場所にのさばっております。
しかし…ミニも良いなぁと思わせてくれた映画でした。まあセロンが運転するからだろうけどね^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 土, 01/14/2006 - 12:06

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DVD:「Dear フランキー」

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監督: ピーター・ジャクソン
出演:エミリー・モーティマー 、 ジェラルド・バトラー、 ジャック・マケルホーン、シャロン・スモール
原題: DEAR FRANKIE
制作: 2004 イギリス 

評価:★★★★☆ → ★★★★★

はい、昨年末に発表した「2005 私的ベスト作品」の栄えある1等賞に輝いた作品です^^結局あのあとDVDも購入しました。う~ん…これはブログ効果というのか…余計な出費と主婦的な良心はちょっとばかり囁きますが…
いえ、余所の叔母様方の「ペ騒動(ヨン様ね^^;)」と比べれば私の「バトラー大好き!」騒動などほんのわずか。きっと来年の今頃には他の人Loveだっ たりするのでしょうね…。でも良いんです。もちろん、去年は「オペラ座の怪人」もバトラーものとしては外せませんでしたが、あれは半分の顔はわざわざ隠し ちゃってますからね(怪人だもん…)お姿はこちらで堪能いたしましょう^^

と、何やらただのオッカケの偏見で、栄えある(どこにも栄えはないけどね^^;)1等賞をあげたわけではありません。もう昨年の作品の中ではひと味もふた味も違った噛みしめるといつまでも美味しいスルメのような味のある作品だったと思っています。傑出です。

監督はアイルランドの女性監督さん。この人この映画でしか知りません。だけどね、女流っていう私は蔑称だと思ってる括りにズボッって填りきって、もう誰か ら押されようと揺るがない存在感で作り込んでいるって思いました。非常に女性が作った映画という臭いプンプンですよ^^ 演出の端々に彼女の日々の細かい ものに気がつく感性を散りばめてあったから、初めから最後まで話をねじ曲げて納得させるようなところが全くないんですね。これに比べたら「SAYURI」 なんぞスカスカだよなぁ。
公開当時は残念ながら興行館が少なくて見逃した方も多かったのじゃ無いかと思います。是非是非ご覧あれ^^
レンタルでも良いですけれど、購入も絶対無駄じゃないここぞのスポットをこれからお教えいたしましょう^^このシーンだけで1800円払って観た価値がありましたもの^^アマゾンで購入の4,668円(税込み)なんて安い安い^^v

父親代わりを演じてもらおうと雇ったバトラーは終始「ストレンジャー」というあだ名でしか登場してきません。この呼び方が「あなた」となるべき展開はこの 映画のあとに自分で空想で楽しんでくださいね^^だけど、その「観た後まで美味しい」というのはこの映画のお得さを物語る一つなんだと思ってます^^
幸せだとは言えない日々の中に、それでもとてもとても大事にしてる宝物が彼女には有ります。一人息子ね。その特別な大事さがちゃんと画面から伝わってきま したねぇ。だから、まずその子がストレンジャーを求め出したとき彼女は父と嘘をつく罪悪感より彼の幸せそうな姿を見ることに幸せを感じるって気持がよく解 るんですね。ママのリジーは幸せだったことがないから自分に関わる人との関係を作るのがとても下手くそ。その彼女がほらほら惹かれていくんですよね…あま り知らないストレンジャー(よそ物)にね^^ それでも紹介してくれた女性に「ねえ、ねえあの人誰?」とは聞けない。それは知らないままの方がいいって彼 女の気持ちなんでしょう。…でね、それでも…どうしてもって思いが本当にビンビンくるんです。一緒に暮らす母親(田舎臭いおばあちゃんでしたけど…)がそ ういう彼女の気持ちを表すように爪にマニュキュアを塗ったりして、息子からリジーにそしてリジーからおばあちゃんにっていう親子ならではのシンパシーが盛 り上げていくんですねぇ^^いいですよ^^

さて、引っ張りましたね^^;これからお勧めのポイントに参りましょう^^なんとなく気持を触れ合わすようなイベントもありながら、でもお互いの気持の行 き場がないままストレンジャーは役目を終える時が来ます。「さよなら、ありがとう」ふたりはそう言うしかありません。(実際の台詞ではありませんが ^^;)でね、玄関に送り出すわけですね。あの階段を下りていったらもう本当のストレンジャーになってしまう人であります。ああ…「嫌、嫌、嫌」「ダメダ メダメ」と私も焦れてます(笑)
でね、はい…長く長く見つめ合います。まだまだまだ…ただただ目をじっと見つめます。う・う…1,800円分ここで払い切った感じです。(笑)…はい。こ の後ゆっくり顔が近づいてキスですが、これも遠慮がちなキスでね、この辺がまたとても壊せない大事な想いって感じがしてほ~んと溜まらないんですね。ああ ああ。よかったなぁ^^でも通じたよね^^

はっきりこのキスシーンの導入の溜め時間を観たくてDVDを購入したんですが1回だけじゃ足りません。買ってきた後もここまでの時間が待てなくてこのシーンだけ先に見ちゃったもの^^;
一番最後、彼女はやっと聞きます^^「あの人誰?」この答えについては天野氏の見解はかなり面白かったんですけどね^^これは彼からいつかコメントもらいましょうね^^
ここまでやったご褒美にと話の展開はやや丸く収まる的な終幕を迎える感はありますが、だけど何度も言いますけれど幕が下りて終わりじゃない。イメージはこの先にまでいくらでも広がっていける素晴らしい作品でした^^
で…、これだけ褒めてもまだ★は4つと「ケチ!」とは言わないでくださいませね^^;(訂正:思いきって5つあげちゃおうかなv)

はい、ご覧になった方の感想もお聞きするのがとても楽しみな一編ではあります^^

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投稿者: Ceri 投稿日時: 木, 01/05/2006 - 16:47

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