監督: 中原俊
出演: 塩見三省、相島一之、上田耕一、二瓶鮫一、中村まり子、大河内浩、梶原善、山下容莉枝、村松克己、林美智子、豊川悦司、加藤善博
脚本: 三谷幸喜
制作: 1991 日本
評価: ★★★★☆
下の「B型の彼氏」の画像をTOPに掲げておきたくないので、あわててこれをアップしておきます(笑)
えっと、最近沢山映画やDVDを観ていたんですけれど、なんだか記事を書きたくない病でしたので溜めております。う~ん、記事に書くと自分の気持ちをある程度整理していかないといけなかったりするものですからね、放っておきたい気分のここ何日か、映画はあと2本記事に書いていないのがありますし、DVDもあと3本もあるのですぅ… いや、もう今後書くとはお約束できないものもありますが。はい。でもね、書くということはある意味発散することだとも「B型…」を書きながら感じましたので、また勝手に自己完結のレビューをさせていただきますね(笑)
さて、これ、先日WOWOWで生中継の舞台をやっておりましたね。ちょうどその日、私たち家族は余所のお宅で今更ながらの新年会。美味しいお料理に釣られお出かけでした。後から拝見すると三谷氏、生中継に大変拘っていらっしゃいましたので、そのへんは録画しちゃったこと申し訳なく思っている上に、どうしようかと考えながら先に映画版を見てしまおうと思っちゃったわけです。まあ、いつも原作を読んでから観るか観てから読むか悩むところではありますけれど、今、非常に使命感に燃え(大袈裟^^)映画レビューなるサイトを運営しておりますのでね、はい優等生的に映画優先で考えてみました(笑) この後、もちろんWOWOWでの舞台版のレビューもさせていただくつもりですが、これ比較して論じたら圧倒的にこの映画版のほうが面白い。ただ、映画とはそういうものだと言うこと、舞台はそういうものだと言うこと、この二つちゃんと分けて考えないとダメだとは解っているんです。ああ、漠然としてしまいました。うん、えっと、言っておきたいことはあの梅田劇場のその場で観ていたレビューはどうしても書けないって事だったんですね。舞台は汗が飛んでくるような位置で観ながら役者さんと空間を共有し、そしてその劇場自体のボルテージを観客も含めた全員で高めていくという感じがありますからね。終わった後に鳥肌が立つほどの感動が生まれることがあります。みんなの歓声を聞く役者さんの気持ちもなんとなく私にも伝わって何度か涙したこともありますから。はい、舞台を観るのは大好きだったこと思い出しました^^。
さて、この題名、皆様ご存じのように古い洋画「12人の怒れる男」のもじりです。これに似たタイトルの遊びを、「笑の大学」で堅物検閲官に劇作家の椿さんが一生懸命説明していらしたことを思い出しました。これだけで一笑いを狙ったというところでしょうか^^。それにしても古すぎてご存じない方も多かったのではないかと危惧も致しますがね^^。
この作品も「笑の大学」と同じような1シーンのぶっ通しストーリーです。もちろん映画ではカット割りでその他のシーンも挟まっては来ますが、その扱いもとてもセンスが良かったなぁと思うんですね。「笑い…」もそうです。この辺が映画人の技なのかと感服いたしました。ただ、これはもう三谷氏の脚本の勝利でしょう。はい、傑作だと思います^^。
全員「無罪」の挙手から話は転がって転がって最後の決着と向かっていきますが、これ、12人の人物を描きながらもミステリー的に解決していく面白さも沢山あるんですね。三谷氏曰く、「貴方が13番目の陪審員です」通り、はいはいと自分の意見を挙手して発言したくなるんです(笑) 本当にこういう演出は巧みでアッパレ。
大筋と関係ない所で語られる台詞に人物像の細かな設定が隠れていたり、最後の大詰めへの附箋もあるわけです。良いですよ^^
こういう舞台劇を映画にした場合、台詞で語らせるだけじゃないビジュアルで訴えるという事にかけてはこの中原監督はとても素晴らしかったなぁと思います。それは舞台と比較できたからなおさら強調されたのかも知れませんね。だけどね、第5号陪審員の映画版では中村まり子さん、舞台では石田ゆり子さんの小道具の手帳を単純に比較するだけでもセンスってものが伺えそうな気がしましたよ^^。
さてさて、細かな比較は次回舞台版でのレビューで致したいと思っております。
ここに記しました出演順は陪審員番号順に書きました。舞台もそういう順番で書きますのでそのへんの役者さんの比較だけでも楽しいかも知れません。
…ということで初の連続レビューと相成りまする。 つづく。












