★★★☆☆

DVD:「ラヂオの時間」

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監督: 三谷幸喜
出演: 唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦、奥貫薫、戸田恵子
脚本: 三谷幸喜
制作: 1997 日本

評価: ★★★☆☆

残念、「みんなのいえ」より面白くない^^: まあ、それで★3つというのもちょっとアマアマな気もいたしますけど、まあ、基本は身近な「有頂天」とのコンペアですのでね、しょうがありません(笑)
しかし、観る順番を間違えちゃったかも。これを「みんなのいえ」より先に見ていれば「みんなのいえ」がなお面白かったのでしょうね。まあ、いいや、逆になった分こっちが面白かったので。と言うのもここに登場する人物があちらにも登場して来るとサービスが施されているからですが、ただ、唐沢君は同じ人物にはなりえない。どちらも主演ですからね。だったら両親の離婚で性が別々になった一卵性双生児と言うことに決着付けました。はい、もちろん映画を楽しむために勝手に考え足したいつものわが蛇足であります(笑)

やっぱり三谷さんってとても芸が細かいです。例えば布施明さん演じるプロデューサー。ビンゴで当たっちゃったキーボードなんかで遊ばせておきながらなんとなくその場を上手に泳ぎ切ることしか考えてなさそうな人に最後はちゃんと締めの言葉を言わせる。それを観て私なんぞは「ああ、やっぱり偉くなるだけの人物なんだなぁ」とちっちゃな感動が積み重なってくるわけです^^。うん、こういうの好き。そして、そのキーボードが「みんなのいえ」で… ああ、みなまで言うまい。これ、皆さんももうすぐフジTV系でご覧になれるはず。何度も言うように決してフジの回し者ではありませんけれど(笑)どうなっちゃうのか2夜続けて見届けてくださいませ^^

この映画で思ったことは西村雅彦さんて本当に二枚目なんだということです。立ってる姿も実ににキマってるのね。もちろん三谷さんはこの人を容赦なくボロボロに使い切ってはおりますけれど(笑)とにかく、自身の持ってる雰囲気など最高でした。それとわたくしのご贔屓、梶原善さん。いつもいつもその与えられた役を凄い存在感で演じきっております。はい、さして重要な役でもなくてもね。視線一つにものを言わす素晴らしい役者さんだと尊敬いたしておりますよ^^。
さぁて、そこで少しもの申したいヒロイン鈴木京香さんですが、このひと台詞のしゃべりが良くないね。綺麗だけど華がないという感じかなぁ。三谷ものではまたそういう実力がないところが強調されてしまってます。周りが強者揃いだからね。そうすると、松たか子ちゃんは有頂天でとてもいいヒロインだったのじゃないかと比較することで再認識いたしました(遅いよね…笑)

さて、ストーリー的なことは何も言いませんでしたけど、良いね、もうすぐTV放映されるので(笑) しかし、こういうドラマを書ける三谷氏が作った新作「有頂天…」はやっぱり大きな本質をすっぽり落としてきてしまったように感じます。「ラヂオ…」も同じ時間流れの1ストーリー。やっぱり一つを深~く掘り下げるのがお上手な方だとこれを観て感じるのは私だけではないと思うんですが… 
でも、なんで「ラジオ」じゃなく「ラヂオ」なの?


投稿者: Ceri 投稿日時: 火, 01/31/2006 - 09:34

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DVD:「みんなのいえ」

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監督: 三谷幸喜
出演: 唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹、八木亜希子
脚本: 三谷幸喜
制作: 2001 日本

評価: ★★★☆☆

えっと、三谷氏に「THE 有頂天ホテル」後、ご静養を勧めましたので(笑) その間ちょっと古いものを引っ張り出してきました。う~ん、これと「ラヂオの時間」が、映画では彼の監督作品と言うことになるのでしょうか?間違いありませんか?
さて、この二つなんとなく見たような気もするんだけどなんだか良く覚えてない。それはきっとケーブルTVあたりでこちらの準備の宜しくないときに勝手に流れたからだと思います。私、ダメなんですね。元はと言えばスーパーながら族であります故、何かをしながらTVなんて見れちゃう訳なんです。そう、最悪、新聞を読みながらとか小説を読みながらとか(笑) はい、もちろんそういうものは半分も頭に入ってません。そして記憶にない所などは勝手に想像してしまう妄想族でもあったりするのです。不味い不味い。

これを借りたのは、未だに続いているTSUTAYAループによるもの。本当はセロンの「ライフ・イズ・コメディー」を借りたかったんですが、これ地元のTSUTAYAには1本のみしかありません。で、なんだか返却されないみたいなんですよね…、いつも無いの。で、しょうがないからこれを借りてきました。もちろんついでに「ラヂオ…」も借りちゃいましたので精神的体調が良ければ近いうちにこちらも書くつもりです。なんだか「考察:三谷幸喜」の研究発表みたいで真面目っぽい私であります(しょうがなく借りてきた割にはね…笑)

実はわたくし一家も約5年ほど前かな、自宅を建築いたしました。いやぁ、この中の台詞にある「家を造ることは諦めの連続」という言葉にいた~く共感するんですね。ほんと、なんだか楽しいようなとても憂鬱な毎日だったのを覚えております。さて、私のことはさておいて^^
これ、とても面白いじゃん^^なんだかあまりよく解らずして三谷幸喜氏を語ってしまっていたのではないかとかなり反省いたしました。うん、このお父さんの気持ちも唐沢君の気持ちも分かっちゃうところありましたよ。それは人物の設定がとても良くできているからだと思います。だから、なかなか彼らに言わせる台詞も現実的な的を得てる感じなんです。また、ココリコのボケ田中が演じる脚本家の台詞として言わせているところはきっと三谷氏の心の言葉なんでしょう(…大袈裟、笑)。そうそう、芸術は言葉や説明で解釈するなかれ。できあがったもので勝負すれば宜しいのです。それは職人さんも同じだと言ってましたね。ほら、これ、「映画」っていう作品だって同じでしょう^^ もの作りとしての三谷氏の姿勢が見えてて、なんか良いではありませんか。

ストーリーはなんだか絞め殺したくなるような義兄とか捕まえて檻に入れておきたいような甥や姪たちなど三谷氏特有のいらない人たちを織り交ぜて面白可笑しく進んでいきます。好きだったところは、唐沢君と田中邦衛父さんが似たもの頑固者同士なんとなくシンパシーが通うようになって来たときに、ココリコ田中がヤキモチを妬くって所かな(笑) ここまでのココリコ田中が本当に丸く納めるために割いてきた苦労を思えば、ここは仲間はずれはちょっと可哀想。うん、混ぜてあげないとダメですよね。
そして起きる事件。それに3人で知恵を集めてする共同作業にはホントワクワクしてしましました。ここでそれぞれのプロの技を見せてもらいながら、我々視聴者もへえ~と学ぶことがほんと楽しかったんじゃないでしょうか。

さて、先述の「有頂天…」ですが、これ豪華キャストというふれこみですよね。でもね、私はこの映画のような使い方をして初めて豪華キャストといえるような気がしましたね。さんチャン(サンマちゃん)なんか数秒ですよ(笑) 真田氏なんて同じフレーズだけ繰り返し。貴一さんだって最後のロールアップには他の役者さんは名前で書いてもらってる中、「彼自身」なんて書かれちゃってるわけで、本当に消費のキャストとでも言いましょうか、豪華豪華でありました^^
それから、主要配役の方々は持ち味出して嬉しかったです。ココリコのボケ田中君、良いよね^^ それから唐沢さんもこれをやってきっと白い巨塔の「財前」を射止めたんじゃないかしら。不思議になんだかただの「いい人」はこの唐沢君には似合いません(笑) そして、アナウンサー出身の八木さんも不機嫌そうでとても◎^^ これが若手代議士夫人となったお嫁さんにしたいとか何とかの女優さんあたりだったら本当に作り笑顔が鼻についてダメだったろうなぁと^^はい、配役ディレクターの妙技に拍手いたしますわ。

さて、余談ですが東大寺の南大門の「置き忘れの墨壷」の話。これ、皆さんご存じだったでしょうか? 私は当時の職工がその南大門を最後の仕事としてこれを置いて来たんだろうという話を若い頃に聞いて知っておりました。はい、とても好きな話です。当時南大門ほどの工事を託される職工さんは当代きっての名工さんであったでしょうね。その彼がこれを最後にしたいと思うほどの仕上がりをきっとこの南大門はしたんです。だから、誇りに置いて帰った。私はそう思いました。残念ながらこの話、私の家を建てた棟梁はご存じなかった訳ですが、田中邦衛棟梁から聞けてたいへん嬉しかったですね。この墨壷、現在は東京芸術大学と言うところの所蔵となっております^^。機会があったらいつかご覧になれる日もあるかも知れませんね^^

追記:
あのう…わたくし大失敗…。これ2月上旬にフジTV系で「ラヂオ…」と2夜連続の放映だそうです…ああ、そう聞くとたいした金額ではないですがレンタルしたのをもったいなく感じる1主婦であります(笑)
しかし、とても楽しい作品ですから是非もう見た方もまだ見ていない方もご覧になってくださいね。はい、わたくしべつにフジの回し者ではございません(笑)墨壷話をご一緒にチェックなさってみるのも一興かと^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 月, 01/30/2006 - 18:43



映画:「単騎、千里を走る。」

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監督: チャン・イーモウ
出演: 高倉健、チュー・リン、リー・ジャーミン、ヤン・ジェンボー、寺島しのぶ
日本編監督: 降旗康男
制作: 2005 中国/日本

評価: ★★★☆☆

よかったですねぇ^^ はい。これ好きです。昨日「オリバー・ツイスト」を観ていたのでなお良しだったかも知れません。そう考えると「オリバー・ツイスト」に★1つをあげていた価値がやっと見つかったようにも思えます(笑) うん、それでも★3つしか付かない訳は、日本編にもの足らなさを感じるからでありますが、でもね、中国部分に関しては私は4つあげたい気持になってます。まあ、なんら栄えある評価でもないのだからとっとと思いきって差し上げれば良いんですけどね、はい、ちょっといつもの事ながらここで少しその足らない部分とやらを語らせていただこうかなと思ってます^^(偉そうですよ、今日も…笑)

話は健さんが海を見つめて手紙を読んでるでるシーンから始まります。そこに被る健さんのモノローグ。う~ん、これ、要らない。語る文章も下手くそだったしね。日本編監督は「鉄道員」で健さんとご一緒だった降旗さんですが、今回こんなのを見せられちゃうと、あれが良かったのも浅田次郎さんによる原作のたまものでしかなかったように感じてしまいます。そう、ここだけじゃない、ことごとく日本編は詰まらないんです。寺島しのぶちゃんも大変実力のある女優さんなだけに、説明するだけのセンスのない台詞ばかりじゃ彼女の良さも活きてこない気がしましたね。確執のある父と息子の間に入って彼女がやることが中途半端な気がして無能さが際だってしまってます。だいたい、お父さんが中国に行ったなんて言ったら「貴方は余命幾ばくもないのよ」と言ったも同じようなもの。う~ん、でも結局これを言わないではこの話の大団円には繋がらないし…なんかもっと良い方法はなかったのかなぁ…と。ただ、この説明くささはイーモウ監督が自国中国の視聴者に日本というものを説明したかったからなのか… それにしても日本編をあと5分長くしてももう少し丁寧に描いて欲しかったところです。欲を言えば健さんを扱うのなら是非山田洋次監督あたりでお願いしたかったなぁと…はい、もう一回作っていただきたいくらいに切望しております^^

残される者が何かをせずにいられないという思いで、「息子のやり遂げれなかった仕事」というものを選択するあたり…とても父親ですね。これ、母だったらきっと違う。そして不器用な人が精一杯努力する姿はとても清々しかったです。はい。そう、健さんが中国に行ってからは台詞もド~ンと減って本当に良かったですよ^^。とにかくもう、空間のとらえ方が全く違うんですね。「LOVERS」や「英雄」などとも違ってどちらかというとチャン・ツィイーの「初恋のきた道」って感じでしょうか。中国側の登場する人々の地味さ具合もちょうどあの映画のようですから(笑)
ひょんな展開で健さんがある子供に会いに行くわけですが、この交通の便も悪いという田舎の村が乾いた空気の中なのに本当に温かくて良かったなぁと。景色も美しい。そこに居た母を亡くし会ったこともない父を持つ「ハナタレ小僧」がオリバーなんぞよりずっとずっと活きていましたよ。ほとんど孤児に近いようなこの子を心配して来た健さんを村は本当に温かくもてなしてくれます。何もおみやげを持ってきた訳じゃない、それでも気持に答えてくれるんですね。村長は「大丈夫この子は村が育てる」と言い、きっとその子の父が何年かして尋ねていった時には、小言くらいは言うだろうけど温かい場所を用意してくれるはずです。良いじゃないですか?人間ってこうですよ。あんなオリバー・ツイストの周りに居るようなネズミみたいな人々は人類じゃありませんよね。
でも、それはね、一つずつ丁寧に確認を取りながら礼節を尽くす健さんに対する人々の良心のシンパシーみたいなものにも思えてくる。これ、やっぱり、イーモウ監督の高倉健という役者さんに対するオマージュなんじゃないかと思いました。だってね、役名「タカダサン」はもう全く「タカクラサン」にしか見えないんです。はい、実際には健さんという方を存じ上げておりませんけど、きっとそうに違いない。だからね、刑務所のお偉いさんも通訳さんもみんなみんな健さんの思いを一緒に成し遂げようとしてくれます。ああ、私も一緒に成し遂げたくなってずずっとのめり込んでいくんですね(笑)
あと一つ蛇足になりますが、この村でお勉強した(私が)ことがあります。それは大人の決めたことに子供を有無を言わさず従がわせるという決まり。今の世の中、「子供の人権」を尊重するのは当たり前なのはよく解ってます。だけどね、根底に「その子のために」という大前提があればこの決定で良いような気がしますよ。小さな家族の単位でも「それが我が家のルールさ」と一言で子供の「どうして?」を封じ込めてかまわないんじゃないかなと我が家のやんちゃになりつつある息子に思いを馳せ感じてきましたね(笑)

さて、結果はネタバレになりますのであまり言いたくありませんが、言っちゃいますか^^。観ていない方はここから目を瞑ってくださいませ(笑)
結果、間に合わなかったわけですね。その時、皆さんも「え~っ」とがっかりだったはず。うん、まだ仲直りしてないじゃん?とサポーターは思うわけです。だけどね、終わってみてふとまた考えれば、きっとそんなこともう息子はちゃんと解って逝っただろうと思いました。健さんが迷った子供と一夜を過ごす夜に思った気持ちは病院のベッドにいる息子のもとに千里を走ってちゃんと届いていたと思ってます。いいよね、これで^^

そういうことで最初のシーンと同じ海で話は終わるわけですが、と、なればこの時読んでいた手紙は息子の今際に父に宛てたメッセージなんでしょう。そしてそれを読む父を天国から息子は見てるはず…と^^ 私なりの大団円ですね、これ。皆さんの解釈はいががです? …それにしても死にネタに私ってかなり弱いです^^;

だけど…死んじゃったの中井貴一だったのね^^;

追記:
さてさて、ほぼ鑑賞から一日たちまして早くもこの作品の解釈が変わってきました。 いやぁ、本当に天邪鬼は観た後までいろいろ考えるものなのか(笑) 事の起こりはこちらに記事に頂きましたコメントに端を発します。そもそもその前から頂いたコメントに私も少し書いておりましたけれど、なんだかどうも嫁は怪しかったのですよね。息子の言葉はどうして嫁の代筆なのか…このあたりどうも腑に落ちない。だいたいこの記事にも先述のごとくお父さんが中国に行ったと言うことを本当に旦那に話したものか。だってそれを言ったら「貴方はもうすぐ死ぬのよ」といったようなもの。う~ん…

これ、このコメントを頂きました天野氏のご意見と総合しこういう決着はいかがかと、どなたも、まあこれを見終わって感動も湧き湧きのところを申し訳ないとも思いましたが「遠慮無く…」の勝手独自のこのお話の隠れた正体をお披露目いたしますね^^えっと、ご覧になるつもりのない方はここでお戻りくださいませね^^;

『息子の健一は父を決して許さないということ。そしてそれを父も嫁も知っている。だから空しい猿芝居の物語であると仮定。父は息子との蟠りを事実10年も放って置いたわけで病気だと聞くまでは自分の行いに何ら疑問も持たずにいた。そういう父に対する嫁の心ばかりの父に対する怒りの報酬である。もちろん父もその気持ちを分かって甘んじてその罰を受けている。お互いに解って演じる父と嫁の仮面劇』

どうでしょう?(笑) こう考えるとわざわざ東京まで呼んでおきながらあの寂しい病院の廊下の話や、中国まで嫁が電話し手来た時、健一が父に軟化した態度を取ってると言った後、念を押すように「それは息子の言葉か?」と聞いた意味が出てくるような気がするんですけれど。
はい、こういったかなり歪曲した結論に達するまでの道程はこのコメントあたりを読んでいただくとなんとな~く解っていただけないでしょうか^^;? いや、蛇足というお言葉も聞こえるようですけれどね…(汗)

→天野氏コメント

→Ceri返信


投稿者: Ceri 投稿日時: 日, 01/29/2006 - 14:19

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映画:「ホテル・ルワンダ」

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監督: テリー・ジョージ
出演: ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、ジャン・レノ
原題: HOTEL RWANDA
制作: 2004 イギリス/イタリア/南アフリカ

評価:★★★☆☆

もう一方のホテル、「有頂天…」のほうはどうもな出来だそうで…(まだ観てないけど)

さて、どうコメントしましょう… 評価はおまけで★は3つというところでしょうか。まあ、私の個人評価ですのでそんなのどうでも良いって言っちゃえば良いんですけどね…心情的に酷評しにくい話です。ただ、みんなに観て欲しい。そしてちょっとだけでも良いから考えましょう。人類という生物のことを。
自分一人で生きてはいるわけではない地球上の出来事を知って何故?ってことを少しでも考えることが決して向こう側の人間にならない第一歩だと思うわけです。
戦争じゃないよね。これ。観た中には狂気だけが有りましたよ。そしてこういう狂気の集団心理って身近の小さなコミュニティーにもありませんか?

先日観た「ロード・オブ・ウォー」の中でインターポールから逃げるために証拠隠滅として持ってる武器をアフリカの人々に無償でばらまくシーンがありました。
女性や子供達にどんどん見境なく笑顔で差し出すシーン。「武器だけじゃダメだよ弾丸を持っていかないと。さぁどんどん持っていって」っとプレゼントを渡すサンタのごとく得意げなシーンです。そしてそれに群がる人達。ちょうどその時のような場所でしたね。ルワンダ。不安の中に置かれている人達ははたして本当にあのように誰でも武器を手にするのでしょうか?子供でも女性でも戦うんですか? 

いえ、今日のこの映画はそういう銃を決して手にしない人たちの話です。希望や期待が一つずつ無くなっていく絶望の中でどういう選択をしていくのか、その時その時の支配人ポールの行動に「私だったらどうするだろう?」って本当に一々頭の中で一緒に考えながら観てきましたね。はい、だから疲れました(笑) あ…2時間、ルワンダの褐色な肌の 「ツチ族」 の女性になってですよ^^ ここ白人ジャーナリストじゃ有りませから。そこのところ重要です^^ あまりにも身近にある死に大切なものを守りきれなくなりそうになって夫婦で話すシーンではもう私がポールの奥さんですよ、気持はね。いやあ…あそこはもう涙止まらなかったわ。だけどね、本当にここには生きることばかりがあるんですよね。一度子供を産んでしまった母親としてはこれが正解だと思うんです。去年観た映画で「ヒトラー最後の…」では、ゲッペルスの奥さんが自分たちの結末に子供達を毒殺して連れて行きました。やっぱり母としてはこんな結末選んではどんな状況でもダメだと思う訳です。戦争反対を声高に唱える前に一個人としてすべきことの確認をさせてもらいました。はい。
さて、その奥さん役のソフィー・オコネドーが本当に素晴らしかったです。安らいだときのほっとした片えくぼが映画の中の息抜きになりましたね。だから、ポールが彼女と子供だけを先に逃がそうと側を離れたときの狂ったような表情が対比して目から離れないんです。恐怖から耐えるときには必ず信頼できる人の支えがなければダメだって事なんでしょう。それが無くなれば生きる意味も失うって事なんでしょうか。ああ、ちょっとかなりな哲学的っぽい私です^^

さてさて、それからですけど^^ラッキーv ジャン・レノが居ましたよ。ああ、やっぱり彼はすこぶる好みです。今回良い役だったし本当に大好きです^^まあ、彼が欧米の思いを代弁して 語っていましたね。でも、出番が少なくてちょっと満足まで行かないわぁ…ウルフ早く観ておけば良かったなぁ。

過去に同様に実話を扱った映画で「遠い夜明け」と「キリング・フィールド」という2本があったことを思い出しました。どちらも有楽町の映画館で観た記憶があるんですが(すごーい昔ね…)共に電車に乗って帰って来れないくらいに目が腫れた記憶があります。 今回そこまでは行きませんけれどサングラス程度はご持参なさった方がよろしいかと^^
この2本と違うところは白人ジャーナリストの目から見た話じゃないってところです。だからこの話の中には必然ばかりがあります。ポールは確かに重要なポジションに居たかも知れませんがでも、これが必然でしょう? 誰にでも出来ることじゃないとか褒め称えるべき事でもなく、絶対にこういう事をしなくちゃ人間じゃないって話。そしてそれが出来ないときには狂気の向こう側に行っちゃうんです。
ああ、なんだかやっぱり酷評し辛い^^;映画と割り切ることが出来ず実話という背景になんとなく口が重い自分です…だめだわ。

だけど、生き残ったみんな「よく頑張ったねv」

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投稿者: Ceri 投稿日時: 月, 01/16/2006 - 12:24

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DVD:「ミニミニ大作戦」

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監督: F・ゲイリー・グレイ
出演: マーク・ウォールバーグ 、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、ジェイソン・ステイサム
原題: THE ITALIAN JOB
制作: 2003 アメリカ

評価:★★★☆☆

「ミニミニ大作戦」という邦題ですが…酷いです。この作品が公開されたという記憶にもないって事はこの題名だから我がデータベースは記憶を拒否したのではないでしょうか…。そもそもこれ、1969年にオリジナル脚本で作られた映画のリメイクなんですね。原題はどちらも「THE ITALIAN JOB」 だから安易に1969年と同じに付けちゃったんでしょう。そもそもこの1960年代なんて歌謡曲でも信じられないような恥ずかしい題名もある頃。その時代ならともかくねぇ…現代でこのタイトルの所為で観客動員30%は減っちゃったでしょうね。配給会社もケチしないでいいコピー(ライター)さん雇って欲しいですわ。
邦題の話をする時にいつも思い出すのは「白いカラス」という作品。これ原題は「THE HUMAN STAIN 」(邦訳原作本も同名…読んだけど訳者の改行センスが悪くて途中すっ飛ばしちゃいましたが…汗)というものですが、なんとセンスのある邦題になっていることか。もちろんこの「白いカラス」が作中では意味を持っているんですけれどね、それは観ないと解らないわけ。コピーさんの勉強の跡もうかがえてもうアッパレと言うしか有りません。

ま、それはさておいて(関係ないことでひっぱちゃいましたね…笑)面白かったです。ご想像通りに本日から公開される「スタンドアップ」の自習時間 でした。前回「モンスター」のあと「トリコロール…」なんて言っていましたけど、いつものマスターからこちらのほうが面白いよってリコメンド頂いたので素直に変更です^^。まあ、「スタンドアップ」今日は観ないですけど。今日は「THE 有頂天ホテル」ですから^^

シャーリーズ・セロンはこういう役のほうがホッとしますねぇ。綺麗だから綺麗にしてて欲しいというか…世の中の「綺麗な人」の何十倍もいる「そう綺麗じゃない人」の出来る役までしないでよろしい(笑)
ミニミニというからセロンのミニスカートのお色気サービス映画だと思っていたらなんと「ミニBMW」でした。で、複数使うからミニ×2ってこと? う~ん、再度言いますが零セン!しかし、台詞はユーモアも含んでいるしキャラクター設定もとても綿密にされていて面白かったですね。似てるタイプの「オーシャンズ12」よりよっぽど面白いかも。まあ、個人的にもC.Z.ジョーンズやJ.ロバーツよりセロンのほうが欲張りそうに見えないところも◎だったのじゃないかと思いますが(笑)
裏切った敵役のノートンが、やっぱりTOPには立てない中途半端な悪者をなかなか好演?しています。気持ち悪いくらいです。ああいう人絶対に嫌だって思うくらい(笑) 主人公の策士チャーリーにはどうしたってかなわないけれど彼には奪った財力があるわけ。まあ、彼のバカさを言い表すエピソードもユーモアがあるんですけどね。ここで言うの面倒なので割愛しますが… 彼は邸宅の最高のセキュリティーシステムと最新式の金庫で守ってます。ああ…どうやって攻略するのか楽しみぃ、と思ってるとあれれ?敢えなく計画変更になったりかなりなガッカリも有りました。でも最大の見せ場であるミニで地下鉄構内を暴走するシーンはそうですね、ちょっと食い足りないですけれどまあほどほどには興奮できたんじゃないでしょうか。ただ一番はね、ここもね、地下鉄の運転士のパニックの表情とか列車の乗客の老夫婦とかのカット割りがとてもセンスが良くてね冷たい無機質なものじゃないから、そういうちょっとしたイメージの割り込みがこの奴らの本当はとても悪い犯罪を軽妙なものにさせていくんですね。そういうのは好みですv
しかし、計画通りに屋敷内のミニ爆走を観たかった方も多いはず…あれは肩すかしだったなぁ…
それから蛇足かも知れませんが、もう一つ個人的に気に入った点を一つ。この映画で扱っている「金」のインゴットですがちゃんと重そうに扱ってます^^ いつも思うんだけど金の比重ってそのへんの金属とは比べものにならないくらい重たいはずなのになんだか軽々運んでますよね^^; それにちゃんと純金の色してたね^^ ま、取るに足らないことなれどこういう配慮が隅々まで効いてるって事を言いたかったわけです。

実は…我が家にもあるミニですが…
「あんなこと出来るの?」
と案の定息子が聞くんですけどね… 
「ううん、きっと全然出来ないと思うよぉ」
「…やっぱりね…」
そうそう^^きっと私のバイクのほうがパワーも上なんじゃないか決して口には出しませんでしたが思っておりましたので(笑) 最近は私のバイクのほうが偉そうな場所にのさばっております。
しかし…ミニも良いなぁと思わせてくれた映画でした。まあセロンが運転するからだろうけどね^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 土, 01/14/2006 - 12:06

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映画:「ロード・オブ・ウォー」

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監督: アンドリュー・ニコル
出演: ニコラス・ケイジ 、イーサン・ホーク、
ジャレッド・レトー、ブリジット・モイナハン
原題: LORD OF WAR
制作: 2005 アメリカ

評価:★★★☆☆

先日の3連休、普通なら1本ぐらい観るはずの映画を何も観ていないことに少しばかり罪悪感もあり(何でって…このブログを始めたからですけれど^^;)お買い物を速攻で終えてシネコンに行きました。確かここで「エンパイヤ・オブ・ザ・ウルフ」やってたはず…。ジャン・レノは観てるだけでとても嬉しくなる役者さんなのでね、ちょっと年の初めにエネルギー注入してもらいたいって気持だけです。ストーリーはきっと詰まらないんでしょう。だいたい、最近の彼は一つも良い作品がありませんから…。
あ…しかし…
終わってました…

なんだよぉ…やっぱり詰まらなかったのぉ?

そういうことで、急遽こっちに変更(汗)

武器商人の話でしょう、とそのくらいの知識で何の期待もせずに見た作品でしたが評価通り3つ★。私としては高得点の部類でしょうか^^;
面白いと言いたくはありません。そういう爽快な映画ではないから。だけどね、人に見せるべき作品としては作り込まれていてセンスも感じるものだったと評価します。

オープニングからアンチルールな問いかけで始まり、末端の弾丸工場で何も考えられずに作られた一つの弾丸が最後一人の青年のこめかみにめがけて命中するタイトルアップでした。視点はその弾丸です。地面に落としたトマトがつぶれるような音と鈍い赤色でタイトルは終わり。青年は兵士ではありません… もうここで私は強いメッセージを感じましたね。武器商人だけが悪い訳じゃありません。そういうことがいっぱい詰まった映画でした。
人を殺す道具を売りながらそれで人を殺すことにはいつまでたっても慣れない主人公をニコラス・ケイジがとてもよく演じていたと思います。彼じゃなければ流し観が出来なかったかも。ただね、何故この職業を?とモノローグで語られる部分はとてもこんなんじゃ納得できなかったなぁ…。そんな切っ掛けとこじつけはよく偉くなった人が後から見つけてくるような感じでかなりどうでも良いことのように思えてしまいます。だってね、結局は才覚でしかないからね。やろうと思って出来ることじゃないでしょう? 巨万の富を約束されてもあの紛争地帯でなまじの権力を持った狂った人たちの中に身を置くことが出来ますか? 私だったらお金を払ってでも拒否するもの^^;

さて、今更わたくしごときがここで世界情勢に物申すわけではありませんが、これをご覧になっかかたは「華氏911」もご覧になると更に◎かも知れません。あの映画で紛争を望むさまざまな人々をご覧になれるはずです。それも実名付きでね(笑)

しかし、ニコラスはなんだかスーツが似合いません^^; いや、スーツだけじゃないかも… そういえば「ナショナル・トレジャー」でもスパイ工作員のような衣装も全くダメでしたね^^;要に格好悪いんでしょうか?(笑)まあ、その田舎臭いところと普通っぽいところはホッと安心できるんですけれどね。こんなに貶しながら好きな役者さんだったりしますから。だけど、かなり昔の映画「月の輝く夜に」の頃から全く変わっていないような気がするなぁ… あ、髪の毛は植毛らしいですよ^^(笑)
弟役のジャレッド・レトーはアレキサンダーでも妖しい魅力を出してました。不健康そうでいいね^^ この人「17歳のカルテ」で ウィノナのボーイフレンド役やってたのねぇ…。あの頃よりずっとずっと妖しさが増強してます。ちょっとデップみたいな感じもありますかな。今回、主人公の兄と比較して落ちていくバランスをもの悲しく演じきっていて良かったと…。
イーサン・ホークは格好悪くなっちゃいましたねぇ…。って前から? インターポールなんてジャン・レノが演じたらもっと格好良くなるはず…。う~ん…ルパンを追っかける銭形警部のように滑稽に感じたかたも多かったんじゃないかと思うんですが…(私だけかな?)

★3つもあげながら、これに関しては早く忘れちゃいたいなと思ってたりもします。「7人のマッハ!!!!!!!」のごとくごろごろ死体の山でしたから。この映画の中での死は戦争ではありません。殺人だってことです。核で被害を受けた日本ではありますけれど、核の保有以前にまだまだ未解決のものがたくさん残っていますね。こうして語られる今も生産し続けられるあの1個の弾丸で一人の命が奪えてしまう。
はたして今日、何個の弾丸が生産されるのでしょうか?


投稿者: Ceri 投稿日時: 水, 01/11/2006 - 13:26

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映画:「キング・コング」

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監督: ピーター・ジャクソン
出演: ナオミ・ワッツ、 エイドリアン・ブロディ、 ジャック・ブラック
原題: KING KONG
制作: 2005 ニュージーランド/アメリカ

評価: ★★★☆☆

この作品は数日前に見ていたんですがなかなか感想を書けませんでした。えっと…悲しかったから。動物ものと言っていいのか解りませんが弱いです^^;昔、「ハチ公物語」も「キタキツネ物語」も先の展開を恐れて観ることが出来なかった記憶があります。本作品も映画館で号泣しましたね。いやぁ、息子連れだったので泣き顔は見せたくなかったんですけれどね…茶化すので^^;
そうだった…私の観られないものは「オカルトもの」「スプラッターもの」「暴力もの」「動物もの」だったはず…。などといってももう遅い。観てしまったのでね。

単純に「悪は亡びる」という構図ならばパチパチと手を打って終われるわけですが、コングは悪くないじゃん? エイリアンだってプレデターだってだいたい性格の悪いヤツからやられていくから、まだ観ながら不条理を納得していけるんですが…これにはそういう定説のようなものは有りません^^;良い人が本当にあっさりお亡くなりになって、子供の手を取りながら私自身がとても空しくなって最後はもうコングに群がるお馬鹿な民衆達が全員「悪」に思えてうら寂しくなっちゃったわけですね…
そういう後半部分をカモフラージュするがごとくウイットに富んだ台詞回しで結構笑わせてくれる前半は私はなかなか好きでした。コングが出てくるまで1時間以上も有るのが退屈だったというご意見も有るようですけれどね、あの部分でピーター・ジャクソン監督はコングの「敵」である民衆を上手に描いていたと思ってます。こういう時代だからコングは生きられなかった。彼自身が納得したいように思って作ったような気がしたなぁ…

しかしこれ、原作も読んでみようかと思ってます。今更な古い作品ではありますけれどスカル島のダーウィンの進化論を全く無視した空想空間を 1933年版の監督のメリアン・C.クーパーと原案者エドガー・ウォレスがどう作り上げていったのかとても興味が出てきました。今回それをまたピーター・ジャクソンがもう一つイメージを捏ねくり回したのでしょうからそのへんをコンペアしてみたい訳ですね^^はい。いやぁ単純に1933年版「キング・コング」を観るだけではSFX技術の違いからお話にならないだろうからダメですよ。だから私だったらどうするっていう観点でピーター・ジャクソンと対決してみようかと(笑)そんな更なるイメージを広げさせて貰ったスカル島であります^^

さて、本作の重要どころのアンについてはコングと恋をした訳じゃないのでしょう。だって最後エイドリアン・ブロディと抱き合ってましたから、これが最初に彼女の台詞にある「真実の愛」って事でしょう?そうなると何だろうとやっぱり考えますよね。私はね、これは依存だと思う訳です。彼女の本能的な動物の選択行為だったんだろうって。弱肉強食の自然摂理のなかで生き残るためにはとても重要なことだったのでしょうね。それから先は愛着かな… 事実、彼女は生き残ってスカル島より首尾良く脱出に成功してますから。ちょっと強かだったのかなぁ…とか思ったりもしてます。まあ、アン役のナオミ・ワッツが好感の持てる女優さんだったのでこのへん多少は不問に伏しても良いですけどね^^これがキャサリン・ゼタ=ジョーンズとかグウィネス・パルトローあたりに演じられてたら退いてただろうなぁ…^^;

エイドリアン・ブロディもこういう2枚目の役は珍しい感じですが良い男役やってました^^
それから、監督カール役のジャック・ブラック。子供に言わせれば真っ先にコングに成敗されちゃって良いキャラなんですけれどね、なんだかそこまで憎めない。アッケラカンとこの時代を演出したような感じでした。でもね…それじゃ観てる私のほうが切なくなっちゃう。
オリジナルの作られた当時は人間のエゴをむき出しに何でもありの幼稚な時代でした。あたりまえに大人達がギラギラと大きな夢を見れた時代だったのかも知れません。だからその象徴のようにでっかいキングを生み出し征服する。
そういう意味では人間も半世紀以上もたてば進化してるんだって思えるわけです。だからジャック・ブラック最後の台詞「美女が…(ネタバレにならないようにここまでね…)」も今の時代ではもう少し襞の細かい人間像で描いてくれた台詞でないと詰まらなし響いてこないのです。ジャクソン監督の話題通りの盛りだくさんには一応の拍手は送りますが、やっぱり時代遅れの話をそのままリメイクしただけでは今ひとつ感動に手が届かなかった。そんな映画でした。

ああ…だけどスケートのシーンは幻想的で終幕までの悲劇のカンフルとなります。名場面ですね。とてもとても好きだわ。
コングもとても好き^^登場からの2時間は始終コングに対して声援送っていましたね。異種格闘技でのご贔屓を応援するがごとく常にコングサイドのサポーターだった私です^^
いやぁ、歯並びの悪い(どして?)T-レックスをねじ伏せたコングはかっこう良いったらありませんでしたもの^^

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投稿者: Ceri 投稿日時: 火, 01/03/2006 - 02:05

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DVD:「17歳のカルテ」

17th.jpg

監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、ウーピー・ゴールドバーグ
原作: スザンナ・ケイセン
原題: Girl Interrupted
制作: 2000 アメリカ

評価: ★★★☆☆

数週間前、「Mr & Mrs スミス」を観てアンジェリーナ・ジョリーのでかすぎる存在感に圧倒され、彼女をもっと知りたいと本作を鑑賞することを思い立ちました。折しも「あのタラコ唇は整形だって…」という怪情報も小耳に挟んだので整形の形跡を見つけられるのじゃないかいうワイドショー的野次馬根性も手伝ってます^^;さてさて、アンジーですが、同じじゃん… もうこのころには唇はタラコ、そして相変わらず圧倒的存在感で眩しい。はい、もうすっかりファンです^^。

この作品、主人公はウィノナ・ライダーの演じるスザンナ・ケイセン。原作者の自伝ストーリだったんですね。ひょんな切っ掛けと動機で鑑賞した映画でしたが、私この映画とても好きだわ^^。こういう憂鬱な少女期の記憶は実は私にもあるので、容易にフラッシュバック出来たのかも知れないですね。思春期のトゲトゲした角張った大人未満の時代です。自殺願望はなかったけど退廃的な憂鬱に雁字搦められると死で完結することが綺麗な物語だと錯覚してしまうような感じでしょうか。自分一人で生きていると錯覚していたんですね。

この物語のアメリカはベトナム戦争という大きな憂鬱の中で若者が生と死を身近に感じていた時代です。作品中に徴兵される人の誕生日を抽選で選ぶというシーンが出てきますが本当にこんな感じで死が決まっていったのでしょうか? こうして社会や国が病んでいるから大人になろうと一生懸命に周りをきょろきょろしてる少女達が土台から揺るがされ目が回ってしまうのは当然だよなぁと同情も出来ます。まあ、もがき苦しんで大人になるという青春ストーリーではありますが、親子、恋人、友人など様々の関係を通して自分探しを丁寧に描いている良い作品だったなって思いましたですね^^はい。

ウィノナは目が大きくて妬みたくなるような美人さんです。一方アンジーは美人なんでしょうか^^? う~ん、正直解りませんがウィノナよりも濃い、濃い、濃いのはどなたも異口同音でしょう? 尚かつ、彼女の場合パッと微笑んだ瞬間に相手を魅了する熟練の技を体得してますね^^;あれにやられるわけです。本当に凄い^^。当分はギラギラと容赦なく銀幕を魅了していくに違いないですね。これから先たくさんの作品で彼女には会えるはずですので今のうちにしっかりアンジーに慣れておく必要が有るかも知れませんね^^。はい、それにはこの作品をお薦めいたしますわ^^


投稿者: Ceri 投稿日時: 月, 12/26/2005 - 00:35

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